42名の中学3年生たちが殺し合う。最後の一人になるまで。
 予告を観た瞬間「劇場で観たい!」と強く思った作品。しかしR-15指定。当時14歳だったわたしには15歳以上と偽って劇場に入る度胸もなく(苦笑)、ビデオレンタルが開始されてから大人しく家で観ました。・・・・・・その時も15歳以下でしたが。(爆)
 ヴェルディの「レクイエム〜プロローグ〜(怒りの日)」が本当によく効いています。
 可憐な容姿でダメ男に牙を剥く貴子!殺しまくる光子!この二人が非常に良かった。桐山は淡々と殺してゆくだけだけれど、この二人は演技もセリフもいい。 例→「わたしの全存在をかけてあんたを否定してあげる」「死ねばいいのよ」 貴子役の栗山千明さんがほんっとに美人でうっとり。柴咲コウさんもハマり役でした。クラスメイトを殺す際のあの恍惚とした表情、なかなか出来るもんじゃありません。(素?)
 一般的にB級映画っぽく扱われていますが、考えさせる映画でした。「自分がこの状況に置かれたらどうするか」や生命倫理などを。深く知りたい人は小説を読めばいいわけで、流れが良くてスピードがある展開が好印象でした。
 ただ本物の血液に似た血のりを使って欲しかったのですが、そうするとR−15では済まなかったはず(笑)。

 深作監督に聞きたい。どうしても聞きたい。(亡くなってますが)
 なぜあなたは京くんをノブ役に推したのですか?
 どう考えても桐山だ・・・というのは冗談ではありませんが(ピッタリだ)、せめて川田か三村でしょう。ノブは違うような。
 京くんの父親が「仁義なき戦い」に出ていた繋がりでしょうか?(親子二代で監督の映画に出演ということで)それとも京くんがノブ役という話題性を狙った?ただ単に京くんを気に入っていたから?
 う〜ん・・・・・・どなたか教えてください(><)

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