好きなアーティストを見る度に思うんです。
 「本当はどんな人なのかな?」と。
 ここでいうアーティストとは、ミュージシャンや作家や画家に限らず俳優などクリエイティブな仕事をしている様々な人を指すのですが、「アーティスト」って一種の職業名ですよね。何を当たり前のことを言っているんだと言われそうですが(笑)、自分を曝け出しながらも違う自分を作り上げていく、特異な人々ということです。
 想像を絶するような深い悩みを抱えているんじゃないかと思って。このことは前々から考えていたのですが、改めて文章にするのは初めてです。自分は自分、「違う自分」も確かに自分ではあるのに、いつの間にか「違う自分」が「本当の自分」として一人歩きしていくというか、成り代わられる恐怖があるというか・・・・・・。
 影がくっついてくれないピーターパンを思い浮かべるとわかりやすいと思います。ウェンディと出逢えなかったら、ピーターパンはどうなってしまっていたんでしょう? ネバーランドを理想の世界として捉える人もいますが、わたしはそうは思わない。「じゃあなぜピーターパンはその理想郷からわざわざ居心地の悪い現実世界に来たりするんだ」って突っ込みたいんです。ネバーランドでのピーターパンは「ヒーロー」という偶像に過ぎず、皆が彼をヒーローとして見ている。フック船長でさえも。彼は現実世界で、束の間普通の少年になっていたのではないかと思います。もしその時間がなければ・・・・・・行き着く先は廃人ではないかと思われます。

 アーティストにも普通の人間に戻れる時間は必要です。
 街などで好きな芸能人を見かけたとしても「〇〇だ〇〇だ!」と騒いだり追いかけたりしてせっかくの休日をブチ壊すのはやめましょう。その人が「その人」である時にそんな風に扱うのは、その人の人格や人権を否定しているのと同じ。監禁にも等しい。なので思いきって気づいていない振りをするか、話したいのであれば「応援してます頑張ってください」と声をかける程度で。

 華月が整然「ファンに追いかけられて、お店の人にも迷惑をかけたし嫌な思いをした」と言っていたのを思い出して無神経なファンに腹が立ったので(苦笑/まぁわかる気もしますけどね、大好きなアーティストが目の前にいたら)、唐突にこんなことを書きました。

 好きなアーティストを暖かく応援しましょうよ♪
 今後も良い作品を作って欲しいじゃないですか^0^

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