お風呂に入ろうと思ってお風呂場に行ったら、外からミュウミュウと子猫の声が。普段なら「あ、子猫がいるんだな」と認識する程度なのですが、今日は違いました。「この声の感じでいくと生後三ヶ月前後くらいだろう」→「深夜から明日の朝くらいまでに、この辺りには物凄く強い大型台風、16号が」→「子猫の声が聞こえる所は広い空き地で、猫が雨や風を凌げる場所はない」→「このままにしておく=子猫は危険」。お風呂に入るのをやめて、わたしは空き地に出て行きました。牛乳とお皿を持って。(後に計量皿だったことが判明/笑) 出てはみたものの広い空き地な上、草がぼうぼうなので子猫がどこにいるかわからず。声を頼りに捜すうちに雨が降ってきてずぶ濡れに。やっと発見したものの、当然相手は猫の声真似をしながら自分に近づいてきた怪しい人間を怪しむわけです(泣)。それでもわたしは猫の声真似をしながら牛乳を入れたお皿を相手の前に突き出すわけです。そんなこんなで30分以上濡れてました。じーっと見つめ合っているうちに相手が近づいてきたので、捕獲! 抱っこしながら家に駆け込みました。(でもその時計量皿と牛乳パックを現場に置いて来てしまったので、雨の降るなか取りに戻ることに・・・) 母の第一声、「あんた子猫を家に入れたね」。怒られると思いきや意外にも「ダンボールに入れて車庫のとこに置いて来なさい(注:シャッターがあるので雨や風を凌げます)」と一言。ちょうどムトウのダンボールがあったので新聞紙を急いでビリビリに裂いて、うちの飼い猫の突き刺すような視線を背中に感じながら子猫を車庫へ移しました。でも・・・やっぱり牛乳は飲んでくれません。(><) 細い子で、左眼が目やにでびっちり覆われてしまっているので(もしや左眼は無い・・・?)余り生きないと思います・・・。猫は多産の生き物なのに(猫は育ちにくいのでたくさん生まれる)周りに兄弟猫がいなかったのを考えると、捨てられたのかもしれません。母猫もいなかった。

 今、猛烈に頭痛いです・・・。受験生なのにアホなことしたと思いますけど自分的には満足です。今、我が家の周りはどす暗くなっています。台風が来ている時特有の暗さです。もし自分が子猫を放置していたとしたら、今頃どんなに悔いていたかわからないから。特に明日の朝なんて。賢い人より義理人情を解する人になりたいです、わたしは・・・(頭痛のせいか変なこと言ってますね)。明日、台風が過ぎたら外に放すつもりです。なつかれないように明日の朝まで車庫に会いに行かない方針です(頭痛のせいでやっぱり変な言い方^^; ダンボールの中に牛乳を入れたお皿を置いてあります)。もうなつかれたようでわたしの顔見るとひときわ大きな声でミャウミャウ言ってますけど・・・。うちはもう飼い猫がいるからあなたを飼えないんだよ〜、ごめんね(><;)  
 捨てた奴出て来い!!

 ・・・お風呂に行く前は、呑気にVOGUEのバックナンバー(5月号)を注文してました。まさかこんなことが起こるとは。
 よくよく見てみれば子猫は生後三ヶ月どころか二ヶ月いっているかいないかの大きさ。だから牛乳も、牛乳でふやかしたキャットフードも食べないのは当たり前。母親って本当に偉大な、唯一無二の存在なんだなぁと痛感しました。母親でなければ出来ないことがある。わたしではあの子猫を助けてあげられない。

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