「世にも奇妙な物語」や「不思議の国のアリス」のように、不気味さと不思議さが融合した作品が好きな方にお勧めの映画。
 あるビルの7と1/2階(エレベーターの扉を7階と8階の途中で無理矢理開けたところ)のある部屋に、不思議な穴があいている。そこに入ると、誰でも俳優ジョン・マルコヴィッチ(実在の俳優)になれるという。
 賛否両論ある映画ですが、独特の世界を創造しきっていてわたしは好きです。観ている間、ふと「虐待を受けた人間の心には誰か他人に侵入されてしまうような穴があいているのかもしれない」と思い背筋が寒くなりました。無思慮に、ただ欲望のまま突っ走ってしまった主人公の辿る運命も恐ろしい。
 主人公の妻役にキャメロン・ディアス。ウィノナ・ライダーもカメオ出演していますのでファンの方はどうぞ。しかし観終わってから初めてキャメロンが出ていたことに気づきました^^; 別人のよう。

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