萩尾 望都 「トーマの心臓」
2004年11月29日 漫画
少年期に誰もが経験した、純粋に相手を想う気持ちを描いた漫画。
物語を動かしていくのは、子どもと大人のはざま、ちょうど思春期の少年たち。ついこの間まで子どもそのもので、自己にのみ向かっていた愛が、親や友人など他者へ向けられていく様子や、少年たちが大人になっていく過程でそれぞれの現実と直面し、苦しみながらも脱皮していく様子が優しく描き出されています。繊細な絵で、まるでどこか外国の短編映画を観ているような気持ちにさせてくれます。
初めて読んだのは四年前ですが(Raphaelの華月が大好きだったということで、彼の死後すぐこの作品を手に取ったのです)、いまだに何か壁にぶつかった時に読み返しています。実は後日談も存在するそうで、そちらもいつか読みたいです。オスカーが好き^^
物語を動かしていくのは、子どもと大人のはざま、ちょうど思春期の少年たち。ついこの間まで子どもそのもので、自己にのみ向かっていた愛が、親や友人など他者へ向けられていく様子や、少年たちが大人になっていく過程でそれぞれの現実と直面し、苦しみながらも脱皮していく様子が優しく描き出されています。繊細な絵で、まるでどこか外国の短編映画を観ているような気持ちにさせてくれます。
初めて読んだのは四年前ですが(Raphaelの華月が大好きだったということで、彼の死後すぐこの作品を手に取ったのです)、いまだに何か壁にぶつかった時に読み返しています。実は後日談も存在するそうで、そちらもいつか読みたいです。オスカーが好き^^
コメント