神戸の連続児童殺傷事件で殺された山下彩花ちゃんの母親、山下京子さんが書かれた本。
 事件が起こる前の平穏な日々のこと、事件を知った時のショック、彩花ちゃんが亡くなった時の気持ち、その後のこと、そして加害者の少年に対する今の気持ちが、穏やかな文体で綴られています。山下さんの彩花ちゃんに対する愛が文章を通じて痛いほど伝わってきて、読んでいて涙が止まりませんでした。
 本当は奈良の小一女児殺害事件の犯人が見つかってからこの本のレビューをアップしようと思っていたのですが、今日書いたもう一つの日記からわかるように、良い機会だったように思います。
 命の尊さについて考えたい方は是非読んでください。お勧めします。

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