宮崎 駿 「風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡」
2004年12月31日 おすすめの本一覧
宮崎駿ファン必読と言える対談本。宮崎さんは大変丁寧にお話をされており、「風の谷のナウシカ」から「千と千尋の神隠し」まで、各作品について「そうか!」と新たな発見をすることが出来ます。ただ、インタヴュアーの渋谷陽一さん自身が宮崎さんとの会話を楽しむあまり、これがインタヴューであることを忘れて(?)会話に熱中し、今いち深い話ができていないのが残念ですが。更に「この作品はこうですよね」と自分自身の講釈を宮崎さんに押し付けるばかりか、だんだん自分が宮崎さんと対等であるかのような口の利き方をしていき、挙句の果てに失礼な発言を連発しているのも気になる・・・。この本が出版された後、渋谷さんは道を歩いていて大丈夫だったんでしょうか?(汗/熱狂的な宮崎さんファンならバッシングしそう。わたしも子どもの頃からの宮崎さんファンなのでムッとしました。さすがに「ハウルの動く城」は好きになれませんでしたが・・・)
とは言え、宮崎さんファンには是非読んで頂きたい本です。インターネット上などでは「千と千尋の神隠し」などに残る謎を明らかにする書き込みも多く、それらによって新たな発見をすることが多いのは事実ですが、やはり宮崎さん自身の言葉でその作品を知るのも楽しいですよ^^
とは言え、宮崎さんファンには是非読んで頂きたい本です。インターネット上などでは「千と千尋の神隠し」などに残る謎を明らかにする書き込みも多く、それらによって新たな発見をすることが多いのは事実ですが、やはり宮崎さん自身の言葉でその作品を知るのも楽しいですよ^^
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