ソニー・コンピュータエンタテイメント 「俺の屍を越えてゆけ」
2005年10月16日 お勧めのゲーム(オンラインを含む)
「交神の儀」に惹かれて(笑)購入。クリアした後も、時々たまらなくやりたくなる傑作です。
どんなゲームかというと、ラスボス朱点童子(と言っておきましょう)を倒すべく様々な雑魚やボスキャラと戦闘し、点数をためて神様と交り(!)、死ぬ前に子孫を残し、子どもたちはまた子どもを生み、やがて死んで・・・を繰り返すゲームです。この交神の儀が楽しいんです。生まれる子どもの顔は全員違いますから、「ぶさいく!」「べっぴんw」とか反応できて楽しいのです。能力が高い子どもは死ぬと氏神さまになれるので、イケメンや美女が氏神になれなかった時は「これでお別れかぁ・・・」と寂しかったですよ(笑)。戦闘時にあるアイテムを持っていると親神様を呼び出して、力をお借りすることができるのも良いアイディアだなと思いました。それに、遺伝のシステムがうまくできていて、氏神や血を継いでいる神様と交わると、血が濃くなってしまうのも興ですね。虚弱体質の子が生まれてしまうんですよ。子どもが必ずしも親以上の能力を持って生まれてくるとは限らない、というのもなかなか。
クリアまでに死んでいったキャラの遺言でハッとしたものは、「誰だったかの葬式ンときに、赤ン坊の泣き声を聞いてサ、ホッとしたっけな・・・」と「ちゃんときれいに化粧させてよね、チョイと閻魔のダンナをたぶらかすつもりなんだからサ」(いい女w)。一人一人の遺言は違い、200種類以上あるそうで、他にどんなものがあるのか楽しみです☆
わたしは結構のんびりやりましたので初プレイ時は17代目でクリアしました。真の朱点童子がそこまで強くなかったのにはいささか拍子抜け致しましたが、伏線たっぷりのシナリオと、何よりエンディングに趣向が凝らされていた(ここに注目! 初プレイ時には是非とも本名でやっていただきたいです)のでハナマルです。現実世界で忙しい方のためにゲーム内の時間がガンガン早く流れる「あっさりモード」も用意されています☆
付け加えますが・・・、このゲームは勧善懲悪ものではなく、生きるずるさのようなものも描かれています。交神の儀は時間も点数も費やす一大イベントであるため、一族に何人かいる時に、能力の低い人には子孫を作らせないようにしようか、と頭に浮かんでしまうこともあり・・・優生思想の恐ろしさも表現されていると思います。「生きること」「死ぬこと」について、そして死に様についても考えさせられます。死んでゆく子たちといずれは死ぬ残された子たちを見ていてそう感じました。
興味を持たれた方は是非☆ クリアには結構時間をかかりますが、時間をかけるだけの価値があると思います。(^−^)
余談:九尾吊りお紺が「どうしてあたしばっかりいつもこうなんだよォ!」と叫んだ時、「だって・・・みさえだもんなぁ」と思ってしまった☆(爆/みさえと同じ声優さんがやっておられるのです) 高山みなみさんの妖しい熱演ぶりも素晴らしいです。テーマ曲である「花」も名曲。
どんなゲームかというと、ラスボス朱点童子(と言っておきましょう)を倒すべく様々な雑魚やボスキャラと戦闘し、点数をためて神様と交り(!)、死ぬ前に子孫を残し、子どもたちはまた子どもを生み、やがて死んで・・・を繰り返すゲームです。この交神の儀が楽しいんです。生まれる子どもの顔は全員違いますから、「ぶさいく!」「べっぴんw」とか反応できて楽しいのです。能力が高い子どもは死ぬと氏神さまになれるので、イケメンや美女が氏神になれなかった時は「これでお別れかぁ・・・」と寂しかったですよ(笑)。戦闘時にあるアイテムを持っていると親神様を呼び出して、力をお借りすることができるのも良いアイディアだなと思いました。それに、遺伝のシステムがうまくできていて、氏神や血を継いでいる神様と交わると、血が濃くなってしまうのも興ですね。虚弱体質の子が生まれてしまうんですよ。子どもが必ずしも親以上の能力を持って生まれてくるとは限らない、というのもなかなか。
クリアまでに死んでいったキャラの遺言でハッとしたものは、「誰だったかの葬式ンときに、赤ン坊の泣き声を聞いてサ、ホッとしたっけな・・・」と「ちゃんときれいに化粧させてよね、チョイと閻魔のダンナをたぶらかすつもりなんだからサ」(いい女w)。一人一人の遺言は違い、200種類以上あるそうで、他にどんなものがあるのか楽しみです☆
わたしは結構のんびりやりましたので初プレイ時は17代目でクリアしました。真の朱点童子がそこまで強くなかったのにはいささか拍子抜け致しましたが、伏線たっぷりのシナリオと、何よりエンディングに趣向が凝らされていた(ここに注目! 初プレイ時には是非とも本名でやっていただきたいです)のでハナマルです。現実世界で忙しい方のためにゲーム内の時間がガンガン早く流れる「あっさりモード」も用意されています☆
付け加えますが・・・、このゲームは勧善懲悪ものではなく、生きるずるさのようなものも描かれています。交神の儀は時間も点数も費やす一大イベントであるため、一族に何人かいる時に、能力の低い人には子孫を作らせないようにしようか、と頭に浮かんでしまうこともあり・・・優生思想の恐ろしさも表現されていると思います。「生きること」「死ぬこと」について、そして死に様についても考えさせられます。死んでゆく子たちといずれは死ぬ残された子たちを見ていてそう感じました。
興味を持たれた方は是非☆ クリアには結構時間をかかりますが、時間をかけるだけの価値があると思います。(^−^)
余談:九尾吊りお紺が「どうしてあたしばっかりいつもこうなんだよォ!」と叫んだ時、「だって・・・みさえだもんなぁ」と思ってしまった☆(爆/みさえと同じ声優さんがやっておられるのです) 高山みなみさんの妖しい熱演ぶりも素晴らしいです。テーマ曲である「花」も名曲。
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