1のみ観ました。
 マカオで実際に起こった事件を元にした、有名なグロ系スプラッタ映画。内容は、店主が従業員やその家族たちを次々に殺害し、解体し、ミンチ状にし、肉まんにして客に出すというもの。 自分を調べに来た警官たちにも、お土産としてタダで何箱か持たせています。肉まんの肉が何の肉か知らない警官たちは、美味しい美味しいと食べてしまいます。
 見どころはやはり、店主役のアンソニー・ウォン(黄秋生)の鬼気迫る演技。もはや演技には見えない。刑務所内で自殺すべく、手首をトバン板に押し付けてギッギッ(!)と擦っているシーンには悲鳴をあげそうになりました。
 わたしは大丈夫でしたが、大概の方は食後に観た方が良いと思われます。また、食後でも吐きやすい方にはお奨めしません。更に言いますが決して一般の方にはお奨めしません、泣き叫ぶ子どもたちを一人一人殺害するシーンなどもありますので。あくまで特殊な趣味をお持ちの方にのみお奨めです・・・特殊な趣味をお持ちの方にお奨めしていいのか謎ですが(爆)。 まぁ、店主はカッとなって無計画に殺人を繰り返しているだけなので(だけ、と言ったら不謹慎ですが)、「セブン」のような怖さはありません。ストレートな内容です。
 わたしの場合、むしろ殺害シーンよりも、警察が被害者の弟と店主を同じところに置いて、リンチするように仕向けたり、全く眠らせず自白を引き出そうとしたりといった、警察側の残酷さに目を瞠りました。当時の中国警察がよくとった方法だとのこと。それにしても肉まんを食べた警官たち、気の毒だったなぁ。^^; そして肉まんの肉が何の肉だったか告げた店主の時の表情、満足げで恐ろしい。

 とにかく、わたしには「饅頭」と名のつくもの全てが「人肉饅頭」の表記に見えるという後遺症が残ったことを、ここに明記させていただきます。・・・トホホ。

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