ティム・バートン監督 「シザーハンズ」
2005年12月12日 映画 コメント (4)
むかしむかしあるところに、
心のきれいな怪物が、お城にひとりぼっちで住んでいました。
怪物は姿かたちは人間ですが、手はハサミでした。
ひとりぼっちの怪物は、ある日人間の世界に入っていきます。
やがて彼は人間の少女に恋をしました。
けれど彼は少女を抱きしめることは出来ません。
傷つけてしまうから。
彼は氷を削って天使の像を作り、その舞い散る氷の屑の中で少女は踊ります。
そのハサミをうまくさけて、腕の中へ。
彼はほんのつかの間、大切な人を抱きしめることができました。
けれど人々は彼が怪物であることを思い出し、叫び出します。
少女の機転で救われたけれど、またお城の中にひとりぼっち。
ずっとずっとひとりぼっち。
かつての少女はおばあさんになり、孫娘にお話をします。
初めて会った時、びっくりして悲鳴をあげてしまったこと、彼の愛に、戸惑いながらも惹かれていったこと。みんなの目には見えなくとも、自分にはちゃんと見えていたこと。今もきっと彼はあのお城で、自分を忘れないでいてくれているだろうこと。
心のきれいな怪物のお話。
なぜ彼は手だけが人と違ったのでしょう。誰よりやさしい、きれいな心を持ちながら。
ティム・バートン監督ならではの、暗く繊細でどこか歪んだ世界の中に、きらきら輝きながら舞い散る氷の屑たち。悲しくも美しいおとぎ話を思わせます。
いつか、少女の孫娘が彼に会いに行けば良いのに、と願わずにはいられません。
いつか、悲しい雪が止まって、
最後には幸せなものに変わりますように。
心のきれいな怪物が、お城にひとりぼっちで住んでいました。
怪物は姿かたちは人間ですが、手はハサミでした。
ひとりぼっちの怪物は、ある日人間の世界に入っていきます。
やがて彼は人間の少女に恋をしました。
けれど彼は少女を抱きしめることは出来ません。
傷つけてしまうから。
彼は氷を削って天使の像を作り、その舞い散る氷の屑の中で少女は踊ります。
そのハサミをうまくさけて、腕の中へ。
彼はほんのつかの間、大切な人を抱きしめることができました。
けれど人々は彼が怪物であることを思い出し、叫び出します。
少女の機転で救われたけれど、またお城の中にひとりぼっち。
ずっとずっとひとりぼっち。
かつての少女はおばあさんになり、孫娘にお話をします。
初めて会った時、びっくりして悲鳴をあげてしまったこと、彼の愛に、戸惑いながらも惹かれていったこと。みんなの目には見えなくとも、自分にはちゃんと見えていたこと。今もきっと彼はあのお城で、自分を忘れないでいてくれているだろうこと。
心のきれいな怪物のお話。
なぜ彼は手だけが人と違ったのでしょう。誰よりやさしい、きれいな心を持ちながら。
ティム・バートン監督ならではの、暗く繊細でどこか歪んだ世界の中に、きらきら輝きながら舞い散る氷の屑たち。悲しくも美しいおとぎ話を思わせます。
いつか、少女の孫娘が彼に会いに行けば良いのに、と願わずにはいられません。
いつか、悲しい雪が止まって、
最後には幸せなものに変わりますように。
コメント
シリアスなファンタジー・・。
ジョニーさんとウィノナさんは
実生活でも恋人だったんですよね、たしか。
この映画がきっかけだったのかな。
ふたりが抱き合うシーンが泣けます。
二人が実際に好き合っていたことが、この映画をより輝かせていると思います。映画って「作られたもの」なのだけれど、エドワードを見つめるキムの目も、キムを見つめるエドワードの目も、本当のものなのですからw(^∀^) そしてジョニーもウィノナも結局別れてしまったから、余計にこの映画、切ないです(><)
エドの心臓がクッキーってところも、おとぎ話ちっくで素敵です☆
最終的にはぼくもエドワードと同じことをやりたいと思っていました。
だって、楽しそうなんだもん!
まず山から帰って来たキムがベッドの異常に気づかなかったのに笑いました(笑)。
ぬいぐるみを置いたくらいで修復できるんでしょうかねぇ。
部屋を洪水状態にしてみたいです^皿^(笑)