アウシュヴィッツはいつまた起きるかわからない。
 なぜなら、「非人間的のきわみであった親衛隊員さえも、悲しいことに、われわれと同じ人間的存在」(本書から抜粋)であったのだから。
 歴史を学ばなければならない。繰り返さないために。なぜ歴史を学ぶのか、子どもたちに言わなくてはならない。
 P229~231の、解放から間もなくして亡くなった少年についての記述が胸に突き刺さる。「彼は解放されたが、救済はされなかった」。彼を救いたい。この本を読む度にそう思う。

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