小学生の頃、よく近くの温泉に行きました。なぜかと言うとそこのテレビでひょっこりひょうたん島をやっていたから。再放送なのかビデオなのか今も知らないのですが、ひょっこりひょうたん島見たさに「温泉行こうよ」と親にねだってました。売店でアクセサリー入りのお菓子を買ってもらうのも楽しみでしたし。今も売ってるんですね、あれ。普段は銃とかバイクにきゃあきゃあ言ってる女の子だったので、この時は親も「アクセサリーが欲しいのね」と安心したことでしょう。しかし! わたしがひょっこりひょうたん島で好きだったのは当然マシンガン・ダンディー。そして海賊の面々。なぜかトウヘンボクをよく覚えてます。お色気たっぷりサンデー先生にも夢中。ドン・ガバチョは笑うせぇるすまんの喪黒さんみたいでちょっと怖かった。『ひょっこりひょうたん島 ヒット・ソング・コレクション』のジャケットで黒目が白目から飛び出しているので、皆さんこの辺も注目です。
 さて、今日わたしはびっくりしたのです。以下は保坂和志さんの『書きあぐねている人のための小説入門』P207から引用。「あの番組は、火山が噴火して島が漂流しだすところから始まるのだが、最近、あの番組がリメイクされたのを機に作者の井上ひさしが明かしたところによれば、島の住人たちは、火山が噴火したときに、みんな死んでいたという、いわば?裏の設定?があったというのだ」。・・・ひょえっ!?
 サザエさんの最終回を、大学のエレベーターの中で友達に教えてもらった時のような衝撃。あれですよ、ハワイ旅行に行く途中で飛行機が海に落ちて、それぞれ自分の名前と同じ魚になっちゃうってやつ。勿論これはデマらしいのですけど、ひょっこりひょうたん島は本当なんですね。むー、死者たちの島だったのか。

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