LINKIN PARK 『METEORA』
2006年9月4日 音楽
LINKIN PARKのヴォーカルは耳ではなく心に直に届くので、わたしは聴いていると泣きそうになります。チェスターは優しい歌ではどこか悲しい匂いをさせ、悲しい歌ではどこか優しい匂いをさせる人だと思います。危ういのに安定している・・・繊細で病的で、なのに優しい。そんなチェスターの声と支えとなるマイクの声が混ざり、LINKIN PARKのヴォーカルが出来上がります。それから更にギターとベースとドラムとDJとキーボードが混ざって、LINKIN PARKになります。加わるのでも重なるのでもなく、混ざるのです。そのためLINKIN PARKをニューメタルやヒップホップなどのジャンルに分類することは難しいです。メンバーもそれぞれ多様。LINKIN PARKである、としか言いようがありません。
このアルバム『Meteora』の核になっているのは最後のトラックの「Numb」。なむ、と読みます。南無。これからこのアルバムを聴く方は、是非「Numb」から聴いてみてください。そして「Numb」から「Session」、やがては最初のトラック「Foreword」へと、つまり順序に逆らって聴いてみてください。それから順序通りに聴くと、このアルバムに込められたメッセージをより深く感じられると思います。そこに至るまでの曲の全てに、存在する意味があります。
境界線に立つ。
このアルバム『Meteora』の核になっているのは最後のトラックの「Numb」。なむ、と読みます。南無。これからこのアルバムを聴く方は、是非「Numb」から聴いてみてください。そして「Numb」から「Session」、やがては最初のトラック「Foreword」へと、つまり順序に逆らって聴いてみてください。それから順序通りに聴くと、このアルバムに込められたメッセージをより深く感じられると思います。そこに至るまでの曲の全てに、存在する意味があります。
境界線に立つ。
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