数年前デモ版で遊んだこの『ポピュラス ザ・ビギニング』を、なぜだか昨夜フッと思い出しました。徐々に記憶がよみがえって参ります。
 初めて遊んだ時は「なんて怖いゲームだろう」と恐怖しました。プレイヤーがシャーマンとなり自分を信奉しない民族を侵略し虐殺するゲームだからです。そのため妊娠中の方や心臓が弱い方、そういった残虐なものが苦手な方には薦められません。
 けれどブラックなもの、特に皇帝ネロのような趣味(炎上する建築物になぜか美を感じる)を持っている人間にはたまらないゲームです。そしてわたしはそういう人間です。ハマりました。デモ版なのに何時間でも遊べました。同じステージを何回やっても飽きませんでした。あの頃製品版を買ってしまっていたら今ごろ生きてはいないでしょう。48時間くらい遊び続けて、脳味噌がバクハツするか或いはパソコンに魂を吸い取られていたことでしょう。
 ターン制ではなくリアルタイム制なので戦闘に緊張感がありましたし。シャーマンは喋らない(技を使う時の決めゼリフは言いますが)ので勝手にセリフを考えるのも楽しかった。炎の戦士という人たちばかり育てて、彼らをキャンプファイヤーの周りで躍らせ「チアリーダー、チアリーダー」と喜んだりもしました。・・・炎の戦士って全員筋肉隆々の男性なのに。あっ! これを書いたおかげで今初めて気づいたことがあります。
 シャーマンは勇士と呼ばれる非戦闘員に命じることで見張り塔や訓練場や家を作ることができます。家の中にいる人たちは自然に増えます。素敵ですね、だんだん家族が増えていく。でも、彼らは全員男性です。・・・あれ? シャーマンの力で彼らは両性具有とかになってしまっているのでしょうか。それともシャーマンの力でお腹に神の子を授かるのでしょうか? もしかしてプラナリアみたいに胴体を切断したら上半身から下半身が生えて下半身から上半身が生えてくるのでしょうか? うーん。それなら男性のみで構成する集団でも増えることができますね。シャーマン恐るべし。
 久しぶりに思いきり遊びたくなってきました。このゲーム、残念ながらPC版は入手困難となっているのですがPlayStation版はまだ買えるようです。(^∀^) デモ版は英語のものならば今でもダウンロードでき、わたしは今日の昼ダウンロードしてさっきまで遊んでました☆(興味がある方は「ポピュラス デモ」などの検索ワードで検索してみてください) た、た、魂が半分くらいパソコンに吸われてます。ストローで魂を吸い戻さなくっちゃ! ああ、でもPlayStation版欲しい(爆)。

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