パッと開いたページに太字で「活動するマッチョ」と書いてあったので、わたしは静かにこの本を閉じました・・・。マッチョ。活動するマッチョ。大質量密小ハロー天体(MAssive Compact Halo Object)、略してMACHOだそうです。海パン刑事が100人くらい宇宙で笑っているのを想像しちゃいました。間違いで良かった。
18世紀のインドに「カルカッタのブラックホール」と呼ばれる定員3名の牢獄があって、その中に146人の人が詰め込まれたという話は壮絶。大勢の方が窒息や熱射病、圧迫などで亡くなったそうです。詰め込まれた人数については46人とする説や70人とする説もあり、亡くなった方の人数についても123人とする説もあれば24人とする説もあり50人とする説もあり・・・、規模の真相はわからないのですが、いずれにせよ恐ろしい。念のため書かせていただきますが、この話が宇宙に存在するとされるブラックホールの名前の由来になったわけではありません。しかしこの事件はブラックホールの性質を表していると思います。一度入ったら抜け出せない、一方通行の空間。ブラックホールにはホワイトホールという出口があるとされているのですが、「カルカッタのブラックホール」にはホワイトホールが無かったのですね・・・。(><)
P26、27のブラックホールに穴を開けて空間をつなげるという話はどこでもドアを連想させ、P28、29の宇宙と地球とでは時間の流れが違うという話はタイムマシンを連想させ、夢を与えてくれました。わたしが特に関心を引かれたのはP38、39。メビウスの輪を知って以来ずっと考えてきたことを表してもらえた、と嬉しくなりました。それは、わたしたちがブラックホールの中に住んでいるという着想。それは、一方通行であり脱出できないけれど、いずれ元の場所に戻るというもの。ビッグバンが起こる→宇宙が膨張し冷えて、銀河ができる→銀河が互いに離ればなれになる→銀河間の距離が非常に大きくなるまで宇宙が膨張(今の宇宙はこの途中であるとされています)→膨張が止まる→重力が効き始め、宇宙が収縮→銀河が互いに近づく→銀河が衝突し合い、宇宙全体の温度が上がる→ビッグバン。この着想についてもっと知りたいです。ビッグバンが起こる前宇宙で何があったのか? すごく気になります。神様がいた、なんて説よりも宇宙があった、という説の方が納得できるのです。ではその宇宙の前には何があったのか? やっぱり宇宙かも。
18世紀のインドに「カルカッタのブラックホール」と呼ばれる定員3名の牢獄があって、その中に146人の人が詰め込まれたという話は壮絶。大勢の方が窒息や熱射病、圧迫などで亡くなったそうです。詰め込まれた人数については46人とする説や70人とする説もあり、亡くなった方の人数についても123人とする説もあれば24人とする説もあり50人とする説もあり・・・、規模の真相はわからないのですが、いずれにせよ恐ろしい。念のため書かせていただきますが、この話が宇宙に存在するとされるブラックホールの名前の由来になったわけではありません。しかしこの事件はブラックホールの性質を表していると思います。一度入ったら抜け出せない、一方通行の空間。ブラックホールにはホワイトホールという出口があるとされているのですが、「カルカッタのブラックホール」にはホワイトホールが無かったのですね・・・。(><)
P26、27のブラックホールに穴を開けて空間をつなげるという話はどこでもドアを連想させ、P28、29の宇宙と地球とでは時間の流れが違うという話はタイムマシンを連想させ、夢を与えてくれました。わたしが特に関心を引かれたのはP38、39。メビウスの輪を知って以来ずっと考えてきたことを表してもらえた、と嬉しくなりました。それは、わたしたちがブラックホールの中に住んでいるという着想。それは、一方通行であり脱出できないけれど、いずれ元の場所に戻るというもの。ビッグバンが起こる→宇宙が膨張し冷えて、銀河ができる→銀河が互いに離ればなれになる→銀河間の距離が非常に大きくなるまで宇宙が膨張(今の宇宙はこの途中であるとされています)→膨張が止まる→重力が効き始め、宇宙が収縮→銀河が互いに近づく→銀河が衝突し合い、宇宙全体の温度が上がる→ビッグバン。この着想についてもっと知りたいです。ビッグバンが起こる前宇宙で何があったのか? すごく気になります。神様がいた、なんて説よりも宇宙があった、という説の方が納得できるのです。ではその宇宙の前には何があったのか? やっぱり宇宙かも。
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