今夜放送される『世界ウルルン滞在記ルネサンス』、しっかり観るし録画もしなくっちゃ。
 うたい文句は「女の愛が100%叶う島!」。

 
今回は、俳優の桐谷健太(27)がアフリカ大陸西部、ギニアビサウ共和国の諸島部にあるオランゴ島を訪ねる。オランゴ島には、世界でも珍しい求婚のしきたりがある。“プロポーズは女性から”というもの。結婚相手を選ぶ権利を持つのは女性だけ。男性は女性からプロポーズされたら絶対に拒むことはできない。女性たちはこれぞという相手を見つけると島のしきたりに則ったプロポーズを行うが、人気のある男性は何人もの女性からプロポーズを受けるため、必然的に一夫多妻制が成り立っている。
(『世界ウルルン滞在記ルネサンス』公式ページの次回予告より引用)


 わーお。
 なんて羨ましい・・・あっ大変、本音が出ました・・・、なんてすごい島なのでしょう。
 どうしても積極的優生学っぽさを感じてしまいますが、小さな島においてある程度の人口を維持するために、この方法は効率が良いかも。自分が選んだ男性と結婚すれば女性の不満もそう多くは出てこないでしょうし、モテる男性=優れた遺伝子を持つ(優生学っぽくて嫌ですが)という仮説から考えると、効率は良い・・・ですね。
 しかし、たくさん奥さんがいる男性が存在するということは、確率を考えると1人も奥さんがいない男性もいるかもしれませんね。もちろん、人それぞれ異性の好みも結婚相手を選ぶ基準も違うでしょうから決め付けることはできませんが、モテる男性の妻の数をモテない男性の妻の数が上回ることは、ない。間違いなく、ない。そして1人も妻がいない男性がいる可能性は、ある。
 どんな国でも結婚していない人ってたくさんいますけど、女性しかプロポーズする権利を持たず男性はプロポーズを拒否できない、そんな社会において1人も奥さんがいない男性の心中って・・・。
 なんという格差社会(?)。
 なるほど・・・多くの国々が行ってきた「親が決めた結婚」は家同士の繋がりを強化するだけでなく、こういった事態を未然に防ぐ機能も持っていたのか(ほんとに?)。
 世の中、際限なくモテる人っていますからね。その人に人気が集中した場合を考えると怖いですね。世の中にその人の子どもが溢れかえりそう。そして公園では「まあ、あなたのお子さんも○○さんの子どもなの?」「あら、うちもよ〜」とごく普通に女性たちが会話をし、子どもたちは「君のパパも僕のパパだね」とにこにこ話しながら遊び、そしてベンチには「俺には子どもいないよ」と呟く男性がっ・・・。
 なんという格差社会。
 もしも日本がこの制度を導入したら・・・とついつい想像してしまいます。果たして日本1妻が多い男性は誰だっ? とか、自分なら誰にプロポーズしようかな〜とか。
 しっかし男性に拒否権がないのは辛いですね。自分は結婚したくない相手でもプロポーズされたら結婚しないといけないし、結婚したらもちろん夫として色んなつとめを果たさなければならないんだろうなあ・・・。

 あっ、逆だとどうなるんだろ?
 男性しかプロポーズできなくて、女性には拒否権がなくて、1妻多夫制だったら?
 ・・・大混乱ですね。
 生まれた子どもをめぐり「俺の子どもだああっ!」「いや俺のだああっ!」と男性たちが熾烈な親権(?)争いを・・・いや、その前にそんなに旦那さんいたら子ども生まれないんじゃ・・・。あわわわ。それにそんな社会で誰からもプロポーズされなかったら国外へ脱出したくなりますよ。そして日本の人口が減るのであります。あわわわわ。

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