CAPCOM 『逆転裁判』(携帯アプリ版)
2007年7月18日 お勧めのゲーム(オンラインを含む) 今まで逆転裁判ではない逆転裁判(誰かが作ったFlashゲーム。逆転裁判のパロディ。2ちゃんねる風味。無論、CAPCOMとは関係なし。http://2next.net/swf/gyakuten/)しか遊んだことがありませんでした。
4日前、携帯電話のアプリに逆転裁判があることを知り、即ダウンロード。即プレイ。昨日の授業中にめでたくエンディングを迎えました。・・・エンディングを迎える頃には、携帯電話が爆発するかもと心配になるくらい熱くなっておりました。続きが気になって気になって、ついつい長時間遊び続けてしまったためです。楽しかった〜。しかし、携帯電話片手に授業を受けるのは、よくない。良い子の皆さんは真似しないでくださいね。悪い子は・・・よし!(よくないよ)
本物の逆転裁判は、ってFLASH版の逆転裁判も2ちゃんねる風味の面白さがあってあれはあれで好きなのですけど、本物はよりキャラクターに味がありますね。ボボンキュッボボンで小学生をも悩殺する綾里弁護士、冷徹なナルシストのようでいて実は意外に間が抜けていて憎めない御剣検事、顔は綾里弁護士と似ているのに元気いっぱいで全く違う魅力を持つ真宵ちゃん、口をすぼめて「チッチッチッ」と指を揺らすから見ていると何だか腹が立つ狩魔(かるま)検事、そのカルマ検事の意気に圧されて今いち威厳のない裁判長、そして「事件のカゲにヤッパリ矢張」と呼ばれる矢張。いいなあ。みんな好き。証人たちが証言の矛盾を指摘された時の強張った表情もユーモラス。どの事件の真犯人たちも非常に人間臭い。
日本の裁判では「意義あり」ってあまり言いませんよね。日常でも「意義あり」ってあまり言いませんよね(言う日常ってどんな日常?)。このゲームでは存分に言うことができます、意義あり! 「待った!」も言えます、証人の証言の矛盾を明らかにする尋問で。その矛盾を証明する証拠を「くらえ!」突きつけると、今まで余裕の顔をしていた証人がギクッとします。いや〜爽快。裁判長が無罪判決を下し、カン! と木槌を鳴らすのも(実際の日本の法廷では木槌使いません)爽快。あの音、嬉しい。
自分の足で現場に行き、関係者に話を聞いて証拠品を集める。そして、依頼人の無罪を信じる。検事側によってどんな不利な状況に陥ってもプレイヤーは、依頼人は無実なんだから絶対に有罪になんてさせない! と感情移入ができます。ゲームが後半を迎える頃には、新米弁護士だった主人公・成歩堂にも信頼してくれる人たちが増えて。エンディングではゲームの初めには知り合っていなかった人たちが笑っていて。ただ単にトリックを解き明かすだけではない、このゲーム。トリックについては「現実で可能なの? これ」と思うものもありますが、純粋にゲームとしてやりがいがあります。最初は時間つぶしに遊ぼう、とプレイを始めても、だんだん現実そっちのけで「依頼人に無罪を勝ち取るんだああっ」と夢中になってしまう中毒性あり。だから受験生にはおすすめできないゲームです、あなたが勝ち取るべきは勝訴ではなく合格だっ!
先ほど新聞を読んでいて気づいたのですが、わたし、このゲームをしたおかげで現実の事件への見方が変わりました。今まで弁護士=容疑者を守る、検事=被害者を守る、というイメージを漠然と持っていて、それゆえ弁護士=悪い人の味方、検事=弱い人の味方、というイメージも持っていたのですが、このゲームは容疑者が無実の場合もあるしたとえ有罪でも(このゲームではどの依頼人も無実ですが)容疑者の人権は守られなければならないということを思い出させてくれました。被害者が嘘をついていたり、或いは被害者が真犯人の場合だってある(現実ではあまりないでしょうが、絶対にないとは言い切れないでしょう)。現実の事件についてニュースや新聞で考える時に、被害者側の言い分だけでなく容疑者側の意見も頭に入れて、物証はあるか、動機はあるか、自白に信用性はあるか、それらに対し一審や二審で下された判決は妥当か? 裁判官はそれらをどう捉えて判決を下したのたか? なども考えながらその事件を見るようになりました。そうできるようになって、ニュースを見たり新聞を読むのが楽しくなりました。・・・楽しんではいけないのですけどね、事件なのですから。刑事事件も民事事件も。わたしも1回だけ地方裁判所に行ったことがあります(このゲームでは地方裁判所でのみ裁判をしています)。ひ、被告人席には立ってないですよ勿論。その時は刑事事件の傍聴をしたのです。また地方裁判所行って、興味のある事件の傍聴をしたいです。2009年から始まる裁判員制度よわたしを選んでくださいっ! 証人や被告人に質問をしたいっ! ・・・いや、人の生死に関わるかもしれないのだからわたしよりしっかりした良識ある人が選ばれてください・・・ゲームと現実は違うのだから・・・。先述の通り、有罪の人が無罪になったり無罪の人が有罪になってしまったら大変です。わたしは裁判員の候補になれたとしても裁判員選出の際に、偏った判断を下す、として不適当になるかも。むーん。それは悔しい。裁判員に選ばれた時のために、法的な判断というものを初歩的なことくらいは勉強しておこうと思います。
4日前、携帯電話のアプリに逆転裁判があることを知り、即ダウンロード。即プレイ。昨日の授業中にめでたくエンディングを迎えました。・・・エンディングを迎える頃には、携帯電話が爆発するかもと心配になるくらい熱くなっておりました。続きが気になって気になって、ついつい長時間遊び続けてしまったためです。楽しかった〜。しかし、携帯電話片手に授業を受けるのは、よくない。良い子の皆さんは真似しないでくださいね。悪い子は・・・よし!(よくないよ)
本物の逆転裁判は、ってFLASH版の逆転裁判も2ちゃんねる風味の面白さがあってあれはあれで好きなのですけど、本物はよりキャラクターに味がありますね。ボボンキュッボボンで小学生をも悩殺する綾里弁護士、冷徹なナルシストのようでいて実は意外に間が抜けていて憎めない御剣検事、顔は綾里弁護士と似ているのに元気いっぱいで全く違う魅力を持つ真宵ちゃん、口をすぼめて「チッチッチッ」と指を揺らすから見ていると何だか腹が立つ狩魔(かるま)検事、そのカルマ検事の意気に圧されて今いち威厳のない裁判長、そして「事件のカゲにヤッパリ矢張」と呼ばれる矢張。いいなあ。みんな好き。証人たちが証言の矛盾を指摘された時の強張った表情もユーモラス。どの事件の真犯人たちも非常に人間臭い。
日本の裁判では「意義あり」ってあまり言いませんよね。日常でも「意義あり」ってあまり言いませんよね(言う日常ってどんな日常?)。このゲームでは存分に言うことができます、意義あり! 「待った!」も言えます、証人の証言の矛盾を明らかにする尋問で。その矛盾を証明する証拠を「くらえ!」突きつけると、今まで余裕の顔をしていた証人がギクッとします。いや〜爽快。裁判長が無罪判決を下し、カン! と木槌を鳴らすのも(実際の日本の法廷では木槌使いません)爽快。あの音、嬉しい。
自分の足で現場に行き、関係者に話を聞いて証拠品を集める。そして、依頼人の無罪を信じる。検事側によってどんな不利な状況に陥ってもプレイヤーは、依頼人は無実なんだから絶対に有罪になんてさせない! と感情移入ができます。ゲームが後半を迎える頃には、新米弁護士だった主人公・成歩堂にも信頼してくれる人たちが増えて。エンディングではゲームの初めには知り合っていなかった人たちが笑っていて。ただ単にトリックを解き明かすだけではない、このゲーム。トリックについては「現実で可能なの? これ」と思うものもありますが、純粋にゲームとしてやりがいがあります。最初は時間つぶしに遊ぼう、とプレイを始めても、だんだん現実そっちのけで「依頼人に無罪を勝ち取るんだああっ」と夢中になってしまう中毒性あり。だから受験生にはおすすめできないゲームです、あなたが勝ち取るべきは勝訴ではなく合格だっ!
先ほど新聞を読んでいて気づいたのですが、わたし、このゲームをしたおかげで現実の事件への見方が変わりました。今まで弁護士=容疑者を守る、検事=被害者を守る、というイメージを漠然と持っていて、それゆえ弁護士=悪い人の味方、検事=弱い人の味方、というイメージも持っていたのですが、このゲームは容疑者が無実の場合もあるしたとえ有罪でも(このゲームではどの依頼人も無実ですが)容疑者の人権は守られなければならないということを思い出させてくれました。被害者が嘘をついていたり、或いは被害者が真犯人の場合だってある(現実ではあまりないでしょうが、絶対にないとは言い切れないでしょう)。現実の事件についてニュースや新聞で考える時に、被害者側の言い分だけでなく容疑者側の意見も頭に入れて、物証はあるか、動機はあるか、自白に信用性はあるか、それらに対し一審や二審で下された判決は妥当か? 裁判官はそれらをどう捉えて判決を下したのたか? なども考えながらその事件を見るようになりました。そうできるようになって、ニュースを見たり新聞を読むのが楽しくなりました。・・・楽しんではいけないのですけどね、事件なのですから。刑事事件も民事事件も。わたしも1回だけ地方裁判所に行ったことがあります(このゲームでは地方裁判所でのみ裁判をしています)。ひ、被告人席には立ってないですよ勿論。その時は刑事事件の傍聴をしたのです。また地方裁判所行って、興味のある事件の傍聴をしたいです。2009年から始まる裁判員制度よわたしを選んでくださいっ! 証人や被告人に質問をしたいっ! ・・・いや、人の生死に関わるかもしれないのだからわたしよりしっかりした良識ある人が選ばれてください・・・ゲームと現実は違うのだから・・・。先述の通り、有罪の人が無罪になったり無罪の人が有罪になってしまったら大変です。わたしは裁判員の候補になれたとしても裁判員選出の際に、偏った判断を下す、として不適当になるかも。むーん。それは悔しい。裁判員に選ばれた時のために、法的な判断というものを初歩的なことくらいは勉強しておこうと思います。
コメント