ある日突然イヌみたいな宇宙人とネズミみたいな宇宙人が日本の女の子のところへやってきて、自分たちの星の王子の妃になるよう要求するアニメ。原作者は藤子・F・不二雄先生です。
 イヌみたいな宇宙人の名前はワンダユウ。眼鏡を外した時ののび太の如く、いつも目が「3」の形になっているマール星人です。ダックスフントに似た容姿。敬愛するルルロフ王子に妃を! と力の限り奔走するおじいさんです。奔走し過ぎて暴走しております。
 ネズミみたいな宇宙人の名前はチンプイ。ネズミの顔の輪郭をまる〜くして、耳もまる〜くした感じの容姿。ネズミっぽいのでドラえもんには敬遠されているらしいです(><) マール星の大学を主席で卒業した子ども。頭は良いけれど何せまだ子どもなので、口調といい佇まいといい行動といい、どれをとっても可愛いです。ワンダユウとは対照的に、焦らずのんびりしています。
 そして突然宇宙人の妃になれと要求された日本人の女の子は、春日エリちゃん。12歳。活発で大雑把な性格。外出大好き。いつもいきいきしています。家に帰る際玄関まで行くのが面倒臭いのか、よく庭の垣根を飛び越えて家に帰ろうとしてひっくり返り、パンツが見えてしまっています。しかしパンツが見えようとも堂々としています。スポーツもほぼ万能。お姫様への憧れは余りないようです。綺麗な服は好きだけれど服に縛られるのは嫌い。母親にあれこれ言われるのも嫌い。家の手伝いも出来る限りしたくない。エリちゃんはワンダユウとチンプイの「妃になって!」という要求にハッキリNOと言います。けれどエリちゃんは2人を無下に扱うようなことはしません。友人として2人と接するのです。
 初めは仕事として(初めからワンダユウは使命感にめらめら燃えていたにしても)エリちゃんのところへやって来たワンダユウとチンプイですが、2人は個人的にもエリちゃんを好きになりました。2人はますます、エリちゃんをルルロフ王子の妃に! と頑張ります。その頑張りにほだされることなく、エリちゃんは要求を断り続けます。
 そんな3人の様子がほのぼのと描かれているアニメ。

 幼い頃わたしは『チンプイ』を夢中になって観ていました。(^V^) 当時自分が何歳だったかわかりませんが・・・大人になった今も変わらずに「チンプイ可愛い〜♪」「エリちゃんええ子〜」「ルルロフ殿下の顔が見たいよう」などと楽しく観れるアニメがあって、とても嬉しいです。
 当時は気づかなかったのですが、やたらとジャイアンやスネ夫やのび太にそっくりなキャラクターが登場することにもびっくり! 同じ原作者の作品に友情出演(?)。何だかいいなあ。

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