いえ、わたしの卒業式は来年なのですけれど。・・・上手くいけば。ゴホンゴホン(咳ばらい)。上手くいかさねば。
 1年上の先輩たちは着物がどうの、袴がどうの、髪はどうしよう、などと話しています。楽しそう。傍らで聞いているわたしも、自分の卒業式について想像いたします。
 嗚呼、きっと何人もの従姉妹たちが着古してわたし自身も何回も着た振袖を着ることになるのでしょう。どの記念写真の中でも全く同じ振袖を着て微笑むわたし・・・。こんにちは自分! きっとまた会うぜ自分!
 されど文句は言えません。振袖、高い。わたしは小市民。しかも親のすねかじり。
 買うなら自分のバイト代で。されど振袖だけでも相場は30万円以上。安くても10万円以上。それに加えて、振袖に合う長襦袢やら袋帯やら帯締めやら帯留めやら草履やら買い揃えたらどうなってしまうのでしょう? 食費節約の影響で餓死、或いは暖房代節約で凍死、或いは冷房代節約で煮えて死亡。熊本の夏は・・・サウナです。無理です。
 それなら! と帯にこだわろうかなと思いました。
 わたしは袋帯を探しました。されど高い。帯だけで10万円以上・・・。若者向けの安い帯は世の中いくらでもあるのですが、卒業式は式典です。カジュアルな帯を用いるのは宜しいことではありません。

 ぬーん。わたしがバイト代で新調出来るのは、帯留め、伊達襟くらいですねぇ。バイトのシフトを増やしてもらってひたすら働けば振袖・・・何とかなるようなならないような・・・。ぐぬぬ。

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 着るものにこだわるなんて馬鹿げているけれど、何か心にひっかかってしまうのです。レンタルで済ませるという手もあるのですが、この機を逃したら永遠に自分の振袖を持てない気がして・・・。(><)

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