*注*あらすじ紹介なし。感想・・・のはずなのですが感想と呼べないかもしれません。かなり脱線しております。脱線に付き合ってくださる方のみ以下をお読みください。

 

 この映画を観たおかげで、『DEATH NOTE』の世界に神(天国の)が登場しない理由がわかったような気がします。
 『DEATH NOTE』の世界に神が存在するとするならば、なぜ神は死神リュークが人間界にDEATH NOTEを持ち込むのを止めなかったのでしょうか?
 それはきっと、神は「これは正しい」「これは間違っている」と決める存在ではないから。
 犯罪者にも、キラにも、死神にも干渉しない。この映画で指摘される、自然環境を破壊し間違いを繰り返す人間たちに対しても・・・干渉しない。
 「これは正しい」「これは間違っている」と決めるものは神にはなれないし、神であり続けることも出来ないでしょう。
 天使ルシフェルが神を超えようとして堕ちていったように。
 ルシフェルも夜神月同様、傍観者的な神に代わって「正しい」世界を創ろうとしたのかもしれません。
 けれどそれは自分が「正しい」と思う世界でしかありません。自分が「間違っている」と思う存在を否定してしまうことになります。
 だからルシフェルも夜神月も新世界の神になることは叶わなかった。
 神は助けない。神は殺さない。そうやって神は世界の全てを愛しているのでしょう。
 だからLは少しだけ世界を変えることができた。
 Lがいなくても明日がいい日になる、そんな世界に。
 Lは人間だったから。

 

 ―――――――――――――
 <以下は感想をメモしたもの>
 F・・・KLMN・・・と続くからには潔くZまでスピンオフしちゃってくださいっ! 果てしなく続くネバーエンディングストーリーとして・・・!(無理)
 原作のLより松山Lの方が好きだと気付きました。生きている感じがする、というレベルを超えました。
 バスの運転手がタクシーの運転手になった経緯を知りたいです。
 Lに人間の進化と逆進化の過程を見た♪
 なんちゃんがFBIにどうやって受かったのか知りたい。Lの任務に参加出来て光栄だった的なことを言っているなんちゃんに「あなたクレープの車で走り回ってただけでしょ〜がっ♪」とツッコミを入れたくてたまらない。それから・・・クレープ1つくださいな♪
 瀬戸朝香さんと工藤夕貴さんの滑舌の違いにショックを受けました。
 なぜなのでしょう。あれだけ感染力が強くて致死率も高いウイルスがなぜもっと変異しなかったのでしょう? 抗ウイルス薬が効かなければ映画として収拾がつかなくなるのはわかるのですが、わたしがウイルスなら感染過程で他のウイルスと混ざってもっと変異し宿主を殺さず増殖する方法を見出します(←人でなし!)。
 ワンピースを着た一見清楚なお姉さんの今後の人生が心配です。映画公開から当分の間はコンビニやホームセンターの店員は彼女に包丁を売ってくれないかもしれません。怖いよ〜!
 明日もいい日にできますように。

コメント

藻湖
藻湖
2008年3月8日19:31

なるほど〜。この話の中で、神って存在をそういえばあんまり考えませんでしたが、確かにどういった立場にいるんだろう?と考えると、干渉を避けているような印象がありますね。
実写のLってマンガのよりLらしいかも…
実はマンガを最近全巻そろえたので、いずれレヴューしようかなぁと思っています。

G−dark
G−dark
2008年3月8日23:40

 レビュー楽しみです(^v^)
 マンガの方も大好きです♪
 月くんがとってもキモイト様なので・・・w(キモいライト略してキモイト)。
 映画の方でも「ポテチを取り・・・食べる!」を再現して欲しかったです♪ ケンタウロス状態の月くんも再現して欲しかった〜。藤原くんならやってくれたはず(^皿^)b ←え?

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