ヴァイオリンの天才少年・チュンが父親の真実を知り、ヴァイオリンを弾く意味を変える瞬間が見事な映画です。
 これまでは母を求めて。
 今は父を求めて。
 自分の想いを伝えるために。
 チュンはそれまで誰かに気持ちを伝える方法として、言葉で表現する、贈り物をして表現する、感情を顔に表して表現する、などを使っていました。
 しかしラストシーンでは、ヴァイオリンを演奏をするという方法に全ての想いを注ぎ込んでいます。
 チュンのその演奏を祝福する人たちがチュンの周りにたくさんいる、というラストシーンも素敵。

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