龍洋一は「神様」がいなくなった場所で新約聖書を読み続けるのでしょうか。
 「神様」のいない世界が、自分にとって意味のないものであっても。
 「神様」を死に至らしめた自分が、自分にとって殴りつけても構わない存在であっても。

 ここは「神様」がもう一度世界を愛そうとした場所だから、
 この世界のこの場所に居たい。
 ・・・龍洋一はそう思って生きていってくれるでしょうか。
 

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