恍惚としている。
 我を忘れそうになりながらも「このままではいけない」と思っている。
 それらの感覚を繰り返すうちに、心の螺旋階段を駆け下りているのか駆け上がっているのかわからなくなる。
 下りていたとしても上がっていたとしても、身の破滅を招く。
 それでも止まらない。


 ・・・そんなことを想わせてくれる演奏です。
 一見穏やかに見えるおじ様がこんな魂を感じさせる演奏を・・・!
 うっとりしてしまいます。こういうおじ様に口説かれてみたい(←こら待て)

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