わたしはこのMAD動画をきっかけにして、浅井長政を好きになることが出来ました。
 大好きなMADです。


 浅井長政。
 義兄・信長に付いて古くから結びつきのある朝倉を裏切るか、
 朝倉について義兄・信長に滅ぼされるか、で後者を選んだ人。
 当然のように城は落ち・・・、
 信長の妹であり長政の妻でもあるお市は、長政と共に死のうとしました。
 けれど長政はお市を、自分とお市の娘たちと共に信長の元へ送り、
 ・・・自害。


 このMADは長政とお市の切なさを感じさせます。
 導入部など時々画質がひどくなりますが、支障なく観賞できる水準だと思います。


 歌詞とシーンの合わせ方が心地よいのです。
 長政の自害シーンには「人は何故に 生まれ堕ち 死へ向かう」という歌詞を合わせ。
 長政がお市をそっと抱き締めるシーンの後には、長政が「・・・今、義兄に寝返るも不義。・・・このまま義兄に背くも不義。某が義を貫く道、死して殉ずるより・・・ない」と呟くシーンを合わせ。
 「陽は昇り沈んで そんな永遠に 僕は涙する」という歌詞を、お市が独りでいる、あの美しいシーンに合わせ。
 長政が覚悟を決めるシーンに、二人分のぬくもりを感じることが出来た幸せな思い出を合わせ。
 「このぬくもりをずっと・・・」「今までも・・・これからも」という想いをフラッシュバックさせ。


 ・・・わたしはこのMADを見る度、
 長政と、長政のぬくもりが消えていくのを感じなければならなかったお市の、
 二人分の想いを感じて心乱されます。

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