わたしはこの映画に登場する屋敷の内装、ピアノやヴァイオリンを優雅に使った音楽、景色の中でも特に光と緑とを美しく撮る画面、登場人物の心模様をうまく表現しようと動くカメラワークに惹かれました。
 わたしの文章力が無い故説明が抽象的になってしまうことをまずお詫びします。


 金色に縁どられた額入りの絵画が勿体ぶる事無くごく自然に壁に掛けられ、灯りには燭台を用い、花瓶に彩りよく活けられた花が他の調度品より主張し過ぎず調和している・・・などの内装には「嗚呼、ここに住みたい」と模様替えへの意欲を刺激されました。
 劇中を通して流れる音楽には「わたしもこうやって軽やかに踊れたら気分が良いだろうな」と思いました。
 景色には「緑ってキラキラして綺麗だな」と外を歩きたくなりました。雨の日に主人公エリザベスが林(?)を走るシーンには「ああ、久しぶりに濡れた木々や草花の匂いを嗅いでみたい」と切なく思いました。
 そして特にカメラワークについては、主人公エリザベスとその恋の相手ダーシーの体温を感じさせるので好きです。うまく説明出来ないのですが、二人の心臓がそのシーン毎にどんなリズムで鼓動しているのか、画面越しに伝わってくるように感じるのです。


 わたしはDVDをレンタルしてこの映画を見ましたが、わたしは「DVDを買おう」と思うくらいこの映画を気に入りました。お部屋の中でBGMとしてこの映画を再生したいです。

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