まず、タイトルがまるで呪文のように長いことをお詫び申し上げます。
 長すぎて変身できそう。
 テクマクマヤコン☆ テクマクマヤコン☆ hydeさんにな~れ☆(←こらこら)


 さて。
 安野モヨコさんは以前著書の中でおっしゃいました、容器のデザインはとても重要であると。ちなみにその著書は『美人画報』だったか『美人画報ハイパー』だったか、とにかくあのシリーズの本です。更に詳しく説明すると、安野さんは洗剤の容器が醸し出す生活感をお気に召さないようでした。
 そうなのです。わたしもあの実用主義が気に入らないのです。
 いくら部屋のインテリアに気をつかい、お洒落な空間を精一杯作り出そうとも、例えば「激落ち!」とか「しつこいカビに」とか書いてある容器のせいで、気持ちは一気に現実に引き戻されてしまうのです。
 ・・・そりゃ、気に食わないなら普段は容器をしまっておけばいいだけの話なのですけれど。
 ・・・実際に劇的に汚れを落としてくれ、しつこいカビを落としてくれる洗剤にはとても感謝しているのですけれども。
 ・・・嗚呼、現実よ。


 そんな想いを言語化しイラスト化し出版して世に広めてくれた安野さんが、shu uemuraとコラボして美しい容器のクレンジングオイルを作り、しかもそのデザインが和風且つ可愛い女の子のイラストだというのですから、これは入手せずにはいられません。
 わたしはピンク色の『フレッシュ』を購入しました。正直言って『フレッシュ』の香りは、わたしには今いちしっくりきません。紫の『ホワイトREXプラス』の香りの方が好みです。しかし、『フレッシュ』に描かれている桜と菊の家紋と、「たまき」という女の子の微笑みに惹かれて『フレッシュ』を購入しました。
 肝心のクレンジングオイルとしての性能はどうかというと、さすがshu uemuraのクレンジングオイル。角栓がポロポロ落ちるのに、洗い上がりはしっとり。乳化から完全にメイクが浮き上がるまでのタイミングがいまいち掴みづらいのと(わたしが不器用なだけですが)、お値段がマイナスポイントですが・・・。


 そもそもクレンジングオイルは、顔を綺麗にしてくれたメイクを落とすためのもの。
 極論ですが、綺麗なものを落とすのですから美しくないものと言えるのです。
 しかしこのクレンジングオイルはメイクを落とすものでありながらも見た目が麗しい。
 素晴らしいです。
 もっとこういう洒落たデザインの製品が日本に増えればいいのに!

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