荒療治のつもりで観てみました。


 ヒロイン・ゆうこはユタカのことが好き。ユタカに「みどりちゃん」という名前の彼女がいることを知りつつも体の関係を持ち続けている…というストーリーの映画。
 多分ゆうこは、みどりちゃんと別れればユタカは自分のことを好きになってくれるかもしれない…と心のどこかで期待していたのでしょう。そのために、ユタカにとって都合のいい「物分かりのいいセフレ」であり続けていました。恐らく、自分でも自分を馬鹿だと思いながら…。…恋なのか執着なのか定かではないけれど、とにかく彼女は止められなかった。
 だからゆうこは、「みどりと別れた」とユタカが呟いた時、「わたしのことを好きになってよ」とユタカに告白したのです。心も体も裸のままで、愛を乞うた。ところがユタカは「…ほんじゃぁな」と去っていく。
 結末としては不幸にも思えますが、ユタカは女にだらしがなく、ゆうこに「お前ソープで働かない?」と言うようなクズバカ下半身男なので、全体的に見ればハッピーエンドだと思います。もし縁が続けば本当にゆうこはソープで働かされてユタカに貢いでいたかもしれません。…しかしそんなバカ男であっても、好きになってしまえば愛されたくなるのが女心。…ゆうこはとても傷ついて泣きました。
 けれどこの映画のラストは晴れ晴れとしています。ラストでのゆうこの顔はとても晴れ晴れとしていますもの。ユタカと縁が切れて、自分はユタカ以外の沢山の人たちとも一緒に笑えるんだと気付いて。結局ゆうこはユタカに振られたからというよりも、ユタカへ恋していた・執着していた自分と決別してスッキリしたのかもしれません。


 …わたしも笑いたいな…。
 …やっとここで告白できるのですが(秘密日記の方には書いてましたが)、わたしが最近まで「彼氏」だと思って付き合っていた相手は、他の女の子の彼氏だったことが判明しました。わたしは彼にとって「浮気相手」に過ぎなかったのです。
 …だからでしょうか、この映画を見ていてゆうこを愚かとは思えませんでした。むしろ共感して涙が出てしまいました。一度情が移ってしまえば離れたくないもの。
 …でも、ゆうこが最後に笑っているように、わたしも笑えるようにならねばと強く思います。

コメント

redeye-yan
2010年3月1日1:35

ありがとう☆うれしいです。
方法はたくさんあるから、
克服する人もいるし、
本人の体力と精神力次第やと思う。
あとは神様に祈るだけかなー。


それはそうとGやんたいへんね・・・・。
荒療治って・・・。
ほんでも″浮気″だろうがなんだろうが
そこにかけらでも″愛″があったなら、
それは″愛″だ!レッドアイやんが認定してやる!
形なんか関係ない、とか野暮なことはよう言わぬけど、
ヨコシマな形の″愛″の方が
ちゃんとした契約の″愛″より
密度が濃かったりするしのう・・・。
経験値だ!経験値として処理せよ!笑。


G−dark
2010年3月4日0:05

克服する人もいますもんね。
特に精神的なものって大きそう~。
優しい娘さんがいるからお父さん幸せですね☆(^v^)

ありがとうございます☆
大げさだけど、愛って認定してもらえてちょっと救われました。
経験値! 経験値大事ですよね!
経験値あげてレベルアップします☆ Gやんレベル2へ☆(←100目指したい)

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