幾つかジョン・ガリアーノのことが書いてあります。
 ディオール生誕百年のコレクションで用いた刺繍のことは勿論、「Diorのジョン・ガリアーノだって二〇〇八年に来日し、インスピレーションを得る為、~新宿のマルイのBABY,THE STARS SHINE BRIGHTを偵察した際には写真を撮ろうとしてBABYの店員さんに怒られたんだからな!」(P145から抜粋)という事件のこととか…。
 …フリフリの超ラブリーなお洋服に身を包んだお姉さんに怒られる、50歳手前の金髪のおっちゃんジョン・ガリアーノ…。想像したらちょっと笑えます。ジョン・ガリアーノは「俺はヒットラーが好きだ」等の発言を連発したせいで、今ではDiorを解雇されてしまったのですが、そんな強烈な人があのBABYの甘カワ~なお店の中に入ったとは…。意外。人間って不思議。

 他にも思わず「へえぇ~!」と言っちゃう話が載っています。決して下品な言葉は使わず(あれ? 使ってたような気も)、野ばらちゃん特有の言葉の紡ぎ方が素敵なので、スイスイ読めます。わたしにはジョン・ガリアーノの話が一番面白かったけど、原宿という街についての話も興味深くて、行ってみたくなりました。実際どれだけ刺激的なのか? 気になります。

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