Season2 1巻の感想はこちら→http://20756.diarynote.jp/201209091433191332/

 ※画像はSeason1のものです。

 ※以下ネタバレ注意!※

 まず。
 言わせてください。
 グレンおめでとう!!
 思えばグレンはSEASON1から大変な苦労を重ねてきました。みんなのために銃を手に入れるべくウォーカーだらけの場所に赴いたら、偶然にもギャングと遭遇してしまって誘拐されたり。井戸の底に落ちたウォーカーを引っ張り上げる囮として井戸の中に入っていってたら本当に食われかけたり。良く言えば斥候、悪く言えば誰もが嫌がる役を押し付けられている、そんな彼。
 「たまにはグレンに良い思いをさせてあげて下さい!」という我が願いを、脚本家という名の神はついに叶えて下さいました!
 グレンは牧場主の娘と二人きりで物資調達に行った際、間違ってコンドームの箱を掴んでしまい、娘さんに「彼女いるの?」とからかわれました。
 そしてグレンが「違うよ! 俺…したことないんだ」と正直に言うと…。なんということでしょう!!(さあ皆様、大改造ビフォーアフターのナレーションを思い出してください) 娘さんが「…じゃあ私とする?」と言ったではありませんか!!
 びっくりしたグレンが「本当に!?」と聞いたのも娘さんには可愛い~と好印象だった様子で、そのままグレンは大人になりましたとさ。
 めでたしめでたし。

 …って、これで終わったらレビューにならん!
 他のことにも触れます。

 SEASON2 1巻のレビューにも書いた通り、やはりこのドラマのヒーローはダリル。
 行方不明になった少女を懸命に探し、その少女の母親を慰めるべく一輪の花を贈ったり、ダリルが落馬した際にボーガンの矢が彼の脇腹に刺さって意識が遠のいていったけれど、いかにも兄らしく自分を励ましてくれる兄の幻覚を作り出すことで見事意識を取り戻しウォーカーに勝利、そして失血で朦朧としながらも自分の足で仲間の元へ帰還。
 もう、ダリルを主人公にしたスピンオフ映画を作るべきかもしれません。
 だから、青ざめた顔でフラフラしながら歩いていたダリルを、アンドレアがウォーカーと勘違いして撃った際には、わたしは「うわー! 海外ドラマ『ダリルのヒーロー伝説』(※注※ このドラマのタイトルはウォーキングデッドです!!)が終わった! ヒーローがいないんだったらもうこのドラマは見ないっ!」と心の中で悲鳴をあげました。
 幸い、銃はダリルの頭を掠っただけでした。
 ホッと一安心!
 まだまだわたしのこのドラマの視聴は続きます。

 ローリについては…「こんな時に、しかも夫の子か浮気相手の子かわからない子を妊娠するなんて、彼女は愚かだ」と笑う人もいるかもしれませんが…わたしはローリを責められません。
 そもそもローリは夫は死んだものと思い込んでいたわけだし、毎日毎分毎秒続く死の恐怖にもはや感覚が麻痺して気が狂いそうになる状況下で、生きている実感を求めて性欲が高まらない方がおかしいし、これはあくまでわたしの推測ですが、どんなに足掻いてもみんな長くは生き残れないだろうから仮に妊娠したとしても誰にも気づかれず咎められないままでいられる…ともローリは思っていたかもしれません。
 主人公リックが現れる前のシェーンたちのコミュニティときたら、ほとんどが非戦闘員で構成されていましたから、全滅する危険は常にあったのです。
 しかし、ローリは妊娠してしまいました。リックの子どもなのか、シェーンの子どもなのか、わかりません。
 今後ローリがどんな行動に出るのか、非常に気になります。
 もしローリが「産む」と決意し、もしそれに賛同する協力者が現れたとしても、そもそも生存者たちの中には獣医はいても産婦人科医はいないので出産には一定の危険が伴うし、そもそもどこで産むのかも問題。
 ただでさえ、少し物音を立てただけでウォーカーに気づかれてしまって命の危険があるのに、分娩時の妊婦の絶叫なんて、「餌がここに居ますよ」とウォーカーたちにわざわざ大音量で教えているようなもの。無事に産めたとしても、赤ん坊はすぐに泣き出すからすぐにウォーカーに見つかってしまう。
 ただでさえみんな疲弊しているのに、毎晩夜泣きをされたらみんなのストレスも限界を超えそう。
 今まで主人公たちのコミュニティの中には小さい子どももいたけれど、それはあくまでその子どもたちが小学生以上の年齢で、ある程度自分自身の身の回りのことが出来たからこそ、このコミュニティは成り立っていたのです。
 
 今後もこのドラマの展開に注目して参ります。

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