これまでは、生徒から生徒へのいじめ問題がクローズアップされてきました。
しかし今回は、教諭から生徒への体罰が原因で、高校2年生の男子生徒が自殺に追いこまれてしまいました。
親御さんの無念を思うと、辛すぎます…。
高校2年生といえばある程度冷静な判断な出来そうな年頃なのに何故自殺までする必要があったのか…と思う方がいるかもしれません。
けれど、この生徒はバスケ部の部長で、問題の教諭はバスケ部顧問でした。
体育会系の世界においては、顧問というのは絶対的な存在です。
しかもこのバスケ部は強豪として有名で、厳しい指導が暗黙の了解とされていたとのこと。
他の生徒21人も体罰の被害に遭っていたようですが、体罰は特に自殺した男子生徒に集中しており、もはや問題の教諭から生徒への体罰は常態化しているという異常な環境が形成されていたようです。
自殺した男子生徒は、まじめで責任感が強かったとのこと。
だからこそ部長になるのだし、別の言い方をすれば、みんなに部長の役割を押しつけられても嫌だと言えない性格だから部長になるのだという言い方も出来ます。
もしいい加減な性格だったら、教諭からの体罰を理由に不登校になるという逃げ方が出来たのかもしれません。
けれど、自殺した男子生徒は、逃げなかった。或いは逃げられなかった。
自殺した男子生徒は、バスケ部の部長という立場上、誰よりも教諭からの体罰を重く受け止め、ひどく責任を感じ、悩んでいたのでしょう。
生きていたら、きっと素晴らしい青年になったでしょうに…。
なお、以前この高校では、2011年にバレー部の顧問が体罰のため懲戒処分されたばかりなのですが、今度は同じ高校のバスケ部顧問が生徒を自殺に追い込んでしまいました。
高校の体制そのものが杜撰と言わざるを得ません。
更に、以前この高校が市教委に対し、今回問題となっている教諭について「体罰はない」と報告していたことも由々しきことです。
徹底調査をしたからといって自殺した男子生徒が生き返るわけではないのですが、二度とこんなことが起きないようにするためにも、真相の徹底調査と、問題の教諭及び高校自体へも然るべき処分をしていただきたいです。
しかし今回は、教諭から生徒への体罰が原因で、高校2年生の男子生徒が自殺に追いこまれてしまいました。
親御さんの無念を思うと、辛すぎます…。
高校2年生といえばある程度冷静な判断な出来そうな年頃なのに何故自殺までする必要があったのか…と思う方がいるかもしれません。
けれど、この生徒はバスケ部の部長で、問題の教諭はバスケ部顧問でした。
体育会系の世界においては、顧問というのは絶対的な存在です。
しかもこのバスケ部は強豪として有名で、厳しい指導が暗黙の了解とされていたとのこと。
他の生徒21人も体罰の被害に遭っていたようですが、体罰は特に自殺した男子生徒に集中しており、もはや問題の教諭から生徒への体罰は常態化しているという異常な環境が形成されていたようです。
自殺した男子生徒は、まじめで責任感が強かったとのこと。
だからこそ部長になるのだし、別の言い方をすれば、みんなに部長の役割を押しつけられても嫌だと言えない性格だから部長になるのだという言い方も出来ます。
もしいい加減な性格だったら、教諭からの体罰を理由に不登校になるという逃げ方が出来たのかもしれません。
けれど、自殺した男子生徒は、逃げなかった。或いは逃げられなかった。
自殺した男子生徒は、バスケ部の部長という立場上、誰よりも教諭からの体罰を重く受け止め、ひどく責任を感じ、悩んでいたのでしょう。
生きていたら、きっと素晴らしい青年になったでしょうに…。
なお、以前この高校では、2011年にバレー部の顧問が体罰のため懲戒処分されたばかりなのですが、今度は同じ高校のバスケ部顧問が生徒を自殺に追い込んでしまいました。
高校の体制そのものが杜撰と言わざるを得ません。
更に、以前この高校が市教委に対し、今回問題となっている教諭について「体罰はない」と報告していたことも由々しきことです。
徹底調査をしたからといって自殺した男子生徒が生き返るわけではないのですが、二度とこんなことが起きないようにするためにも、真相の徹底調査と、問題の教諭及び高校自体へも然るべき処分をしていただきたいです。
コメント
そしてこの高校の設置主体は大阪市です。
大阪市長である橋下徹氏は、府知事だったころ、
体罰を容認するような発言をしました。
したがって、体罰をした教員はもちろんのことですが、
橋下氏も業務上過失致死罪(刑法第211条第1項)に問うべきだと思います。
そこまでいかずとも、設置主体である高校での体罰死を止められなかった
橋下氏に、日本の維新を語る資格はないと思います。
橋下氏が、立派な言葉を並べるだけでなく、実際に行動出来るのか注目していきたいです。
市立高校の体制を立て直せるのかどうか…。