酒井順子『着ればわかる!』
2013年8月17日 おすすめの本一覧 コメント (2)
セーラー服、タカラジェンヌ、茶摘み娘など、18種類にも及ぶ扮装体験エッセイ。
「コスプレ」ではなく、敢えて「扮装」と銘打ったのは、三島由紀夫のエッセイ『扮装狂』にインスパイアされての事であるようです。
わたしは「三島由紀夫って、筋肉&ふんどし&切腹フェチよね。変態だわっ」と顔を赤らめるフリをしつつも、なんだかんだで『春の雪』あたりを愛読書棚に置いていて時折読み返してはその日本語の美しさににやついている、にわか三島由紀夫ファンでございますれば、この本の中に三島由紀夫のエピソードが出てくる度に思わずにやにやしてしまいました。
この本、それぞれの扮装について、その成り立ちなどの色んな雑学を織り交ぜて説明してくれている中で、たまーにですが三島由紀夫についての話題が出てくるのです。
それゆえ、わたしは「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「三島をさがせ!」としてもこの本を楽しみました…すみません、でもこれも一興でしょ?
さて、肝心の、酒井さんの扮装については、それぞれの章ではイラストが、巻末では写真がすごろく状に掲載されています。
写真は全てモノクロですけれど。涙。
カラーで見たかったし、すごろく状にそれぞれを小さく載せるのではなくて、1つにつきどーんと1ページ使って載せて欲しかったけれど、そこは印刷の都合及び大人の事情なのでしょうか。
個人的には、特に、18番めの扮装にあたる、十二単の写真をカラーで見せて欲しかったです。モノクロではその色合いの美しさがいまいち伝わらず、残念…。
「コスプレ」ではなく、敢えて「扮装」と銘打ったのは、三島由紀夫のエッセイ『扮装狂』にインスパイアされての事であるようです。
わたしは「三島由紀夫って、筋肉&ふんどし&切腹フェチよね。変態だわっ」と顔を赤らめるフリをしつつも、なんだかんだで『春の雪』あたりを愛読書棚に置いていて時折読み返してはその日本語の美しさににやついている、にわか三島由紀夫ファンでございますれば、この本の中に三島由紀夫のエピソードが出てくる度に思わずにやにやしてしまいました。
この本、それぞれの扮装について、その成り立ちなどの色んな雑学を織り交ぜて説明してくれている中で、たまーにですが三島由紀夫についての話題が出てくるのです。
それゆえ、わたしは「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「三島をさがせ!」としてもこの本を楽しみました…すみません、でもこれも一興でしょ?
さて、肝心の、酒井さんの扮装については、それぞれの章ではイラストが、巻末では写真がすごろく状に掲載されています。
写真は全てモノクロですけれど。涙。
カラーで見たかったし、すごろく状にそれぞれを小さく載せるのではなくて、1つにつきどーんと1ページ使って載せて欲しかったけれど、そこは印刷の都合及び大人の事情なのでしょうか。
個人的には、特に、18番めの扮装にあたる、十二単の写真をカラーで見せて欲しかったです。モノクロではその色合いの美しさがいまいち伝わらず、残念…。
コメント
個人的には、三島由紀夫は江戸川乱歩や谷崎潤一郎より変態だと思います(笑)
三島由紀夫、グラビアアイドル風の写真を撮ってたりしますし…。