小路幸也『娘の結婚』
2013年11月25日 おすすめの本一覧
最近わたしにやたら「早く結婚せい」と言うくせに、わたしが土日に出かける時に「誰と出かけるの。男じゃないでしょうね」といちいち確認して小言を言う(わたしもう26歳なんですけど!?)、そんな母が「…これ読んでみて」とこの小説をすすめてくれました。
この小説の主人公は父子家庭の父。
娘視点で書かれたページも折々に挟まってくるけれど、主体となっているのは父。
主人公は、娘の結婚が決まって動揺。
主人公は、相手が良い青年であることは間違いないのでホッとするけれど、相手の母親に何か問題があるのでは…と心配し続けます。
親からの子どもへの愛が詰まった小説、という印象を受けました。
親にとって、子どもはいつまでもいつまでも子どもで、可愛くて心配でならないものなんだな、と読んでみて思いました。
と同時に、わたしの母がわたしに「…これ読んでみて」とすすめてきた理由が、何となくわかったような、わからないような、くすぐったい気分になりました。
わたしもいずれ誰かの親になったら、子どもに「…これ読んでみて」とすすめたりして。
この小説の主人公は父子家庭の父。
娘視点で書かれたページも折々に挟まってくるけれど、主体となっているのは父。
主人公は、娘の結婚が決まって動揺。
主人公は、相手が良い青年であることは間違いないのでホッとするけれど、相手の母親に何か問題があるのでは…と心配し続けます。
親からの子どもへの愛が詰まった小説、という印象を受けました。
親にとって、子どもはいつまでもいつまでも子どもで、可愛くて心配でならないものなんだな、と読んでみて思いました。
と同時に、わたしの母がわたしに「…これ読んでみて」とすすめてきた理由が、何となくわかったような、わからないような、くすぐったい気分になりました。
わたしもいずれ誰かの親になったら、子どもに「…これ読んでみて」とすすめたりして。
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