※注意※ ネタバレしています!

 出産間近のローリを抱えて焦る一行は、偶然にも刑務所を発見。
 刑務所は塀に囲まれているし、建物も頑丈なので、一行は「これで産める」とひと安心。
 …ところが刑務所には先客が。
 囚人たちが生き残っていたのです。
 穏やかな相手なら新たな仲間に出来る可能性もありますが、世界が平和だった時代においてさえルールに違反した連中をもし仲間にしたら一行の秩序を乱すのは明らか。
 ローリは臨月だし、ハーシェルはウォーカーに右足を噛まれてしまい感染をくい止めるために膝下を切断したためもはや戦力にならない。
 そんな状況の中で囚人たちを受け入れる訳にはいきません。
 しかも囚人たちの一人は好戦的な性格で、事故に見せかけてウォーカーにリックを襲わせそうとしました。
 結果として、リックは好戦的な囚人を殺害、敵か味方かはっきりしない囚人のことはウォーカーに襲撃させ、大人しい囚人については生かしたまま刑務所に置き去りにしました。
 …ああ、ちゃんと裁判してくれる現実世界って平和だなぁ…。

 ローリは胎動のない赤ちゃんについて「もう死んでいるのでは? 既に感染していて、わたしのお腹を食い破るのでは?」「出産時にわたしが死んだらウォーカーになってリックやカールを襲うかも」と悩みます。

 マギーは生死の境をさまようハーシェルに「もう頑張らなくていいのよ。休んでいいのよ」と涙し、自分の父親が死ぬかもしれないだけでなくウォーカーになってしまうかもしれない恐怖と戦います。

 キャロルは、帝王切開になるかもしれないローリのために、子宮を傷つけずにお腹を切開する技を習得すべく、女性ウォーカーのお腹を切り裂いて手術の練習をします。
 …な、何やってんのキャロル!?
 まずはウォーカーに局部麻酔する練習からでしょう!?←わたしも何言ってんの!?

 日本刀っぽい見た目だけど、どんなに斬っても刃こぼれしていなさそうなスーパー武器でバッサバッサとウォーカーを斬りまくる人物も新たに登場し、安否が不明だったキャラクターも再登場。
 Season3になっても全然勢いが衰えないですね、このドラマ。
 続きを観るのが楽しみです。

 特にその新たな人物はとても興味深いです。
 ウォーカーの両腕を切り落として鎖で繋いで連れ歩き、その際にウォーカーに荷物を背負わせるなんて、斬新!
 ウォーカーを連れ歩くことで、他のウォーカーから襲われるリスクを減らすだけでなく、移動時に自らにかかる疲労を軽減するとは、なんというアイディア!
 是非真似したい。
 …いや、真似する機会があっちゃ困るわ。

コメント

loving-c.
loving-c.
2013年12月10日6:55

わが国の刑事訴訟法第四八二条第三号と第四号によりますと、
「懲役、禁錮又は拘留の言渡しを受けた者」、
つまり刑事施設に入ることが確実な者が、
「受胎後百五十日以上であるとき」つまり出産間近であるときか、
「出産後六十日を経過しないとき」つまり出産直後であるときは、
「刑の言渡しをした裁判所に対応する検察庁の検察官
又は刑の言渡を受けた者の現在地を管轄する地方裁判所の検察官の指揮によつて
執行を停止することができる」のです。
つまり出産直前と直後の人に対しては、検察官の指揮によって、
刑の執行を停止することができる、すなわち刑事施設に入れないことができるのです。
ですから、日本では出産するために刑務所に入ることは難しいと思います。

G−dark
2013年12月12日21:28

このドラマは、世界はゾンビだらけでもはや病院も警察も政府も機能していない、という設定なのですが、現実世界の日本と照らし合わせながら観れば、また違った楽しみ方が出来そうですね。
ありがとうございます。

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