歯の本だけど目から鱗!
 歯並びというより噛み合わせそのものに注目すること、症状が出てしまった後から対処するのではなく事前に予防していくことの大切さが書かれている本です。

 「知覚過敏は歯ブラシのやりすぎで起こると説明される歯医者も多いのですが、歯ブラシで何百万回みがいても歯はほとんど削られません。しかし、夜間などの無意識下での歯ぎしりや食いしばりは、通常の意識下のかむ強さの3~4倍の大きさで歯をすり合わせています。~(中略)歯が次第に壊れていくのも無理からぬことです」(P64から抜粋)

 「最悪はうつ伏せ寝姿勢で寝る方で、~(中略)左右どちらかを下にして寝て顎がずれますと、顔もずれますので、その寝方を続けていますと、ますます、顔が左右に歪んでいきます」(P78から抜粋)

 など、ぞーっとするようなことが書かれているのですが、特に、

 「抜けたままにしておくと、どうしても下顎は「抜けた側」で噛もうとします。~(中略)昼間の食事のときは歯のある側でしかたなく噛むのですが、夜寝ている間は、不思議なことに、逆に歯のない側で噛もうとするのです」(P102から抜粋)

 という記載には、わたしは心底驚かされました!
 人間の体って…不思議なことでいっぱい。

 この本を読んで、わたしは歯科へ行きたくなりました。
 歯だけではなく、噛みあわせもちゃんと診てくれる歯科へ。
 近所にそういうところがあるのか分からないけど…。

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