数=楽しい、というイメージを子どもに持ってもらうのにうってつけの絵本。
 「足して9」計算法や「足して4」計算法を使っておつりを素早く計算する方法、100に近い二桁や三桁のかけ算を楽に計算する方法、長方形や十文字の紙を切って正方形を作る方法、江戸の算数「清少納言 知恵の板」、などを分かりやすく紹介。
 数学にまつわる偉人の言葉などのエピソードも織り交ぜて教えてくれるので、「親子で楽しむ!」というタイトル通り、大人も楽しめる内容です。
 小学生以上の子ども向けの絵本だと思いますが、むしろ、数=難しい、と子ども時代に苦手意識を持ってしまった大人にこそすすめたいです。
 わたし自身、数学が苦手だった、というより算数の時点で大の苦手だったのですが、この本は楽しく読めました。

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