池坊のスタイルのうち「生花(しょうか)」について、写真だけでな
く、真(しん)を◯、副(そえ)を△、体(たい)を□として図で解説している本。

写真だけではどのように花材が剣山に挿してあるのか分かりにくいので、こうして◯△□で花材の配置を表してもらえてとても分かりやすいです。
あしらいの配置もこの◯△□のおかげで把握しやすいです。

わたしは池坊を習い始めたばかりで分からないことだらけなので、この本を読みながら勉強していこうと思います。
特に、「副の枝が出ている空間を「陽方(ようかた)」、体の側を「陰方(いんかた)」と呼んでいます」(P13から抜粋)という記述を読んで、生け花にも陰陽の関係があるのか!と驚きました。

小風体や新風体などの華道用語が出てくるため、全くの華道初心者には聞き慣れないでしょうが、単純に写真を見ているだけでも目の保養になる本なのでおすすめです。

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