『みんなのメディアリテラシー』シリーズの二冊目。

一冊目と同じく、読みやすく、子どもの興味を引き出しやすい作りになっています。

一冊目はメディア全般について大まかに説明する内容でしたが、二冊目となるこの本はメディアの中でもインターネットに焦点を当てています。
インターネットの良い面、悪い面についてバランス良く紹介されています。
スパムメール、フィッシングサイト、マルウェア、ワンクリック詐欺などについても分かりやすく解説。

「ネット利用のルールを知らないために、あなたが犯罪行為をしてしまう恐れもあります。「知らなかった」ではすまされずに、多くの人から非難されたり、犯罪者として逮捕されてしまったりすることも…」(P11から抜粋)と、たとえ子どもであっても加害者側になりうるということがしっかり書かれています。

特に、インターネットでやってはいけないことについて書かれたP28〜29は子どもだけでなく大人にも読んで欲しいです。
面白半分で掲示板に殺害予告を書き込んだり、SNSで悪口を書かれて怒って傷害事件を起こしたり、掲示板に爆破予告をしたりというのは、嘆かわしいことですが大人でもやっていること。
逮捕されるのが分かりきっているのに、毎年必ず一人はいるものです。
すみませんじゃ済みません!
たった一度しかない人生を棒に振らないよう、しっかりメディアリテラシーを学びましょう。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索