テッド・バンディ事件にも関わった元FBI特別捜査官が書いた本。
テッド・バンディとはアメリカ史上最悪の連続強姦殺人鬼。
彼が一見爽やかな好青年に見えたため、彼は本当は無実なのでは?と思う人が多かったのですが、実は30人以上を殺していた、ということで有名。
見た目では分からないのです。
相手が善人なのか。
それとも嬉々として他人を攻撃して自分の思う通りにしようとする人物なのか。
電車やバスの隣にたまたま座った人や、すぐ近所に住んでいた人が実は犯罪者だった!なんてこともあり得ること。
危険はいつだって日常に潜んでいます。
通り魔やテロの被害に遭わないようにする、というのは残念ながら一般人にはほとんど対策のしようがありません。
けれど、「あれっ…この人なんだかおかしい…」とピンときてその人と親しい間柄にならないようにする、というのは一般人にも可能です。
この本は、見た目ではなく、相手の話すこと、行動などから相手を見極めることで、危険人物から身を守ろう、という本です。
危険人物について、この本においては次の四つの人格の持ち主に注目しています。
ナルシシスト。
情緒不安定。
パラノイア。
プレデター(捕食者/略奪者)。
まず、ナルシシストの特徴について。
※注※ いわゆるナルシストとは違います。
あらゆる点で自分を良く見せようとする。
他人を見下しており、容赦なく中傷するだけでなく、人前であっても相手を派手に叱りつける。
平気で嘘をつき、平気でごまかし、物事を自分の思う通りに進めようとする。
相手を思いやることが無いので、相手が傷ついていたりクタクタになっていてもおかまいなし。
分かりやすく言えば「シンデレラ」の継母と義姉妹タイプ。
次に、情緒不安定。
他人とちょうどいい距離を保てないので、タコの足がまとわりつくように相手と近づきすぎたり、かといって相手から少しでも遠ざけられると「見捨てられた」と感じる。
自殺をほのめかしたり、人の目の前で自傷行為をしようとしたり、実際にすることもある。
別れた恋人を脅したり家に上がり込むなど、ストーカー化することがある。
次にパラノイア。
いつでも何かを深く疑っている。
不信と恐怖にかられて、武器、緊急避難シェルター、二年分の保存食料、浄水装置などに見境なくお金をかけたり、子どもまで道連れにしてカルト教団に身を委ねたりする。
恋人や配偶者に頻繁に電話をかけたり、アドレス帳や通話履歴やメールをチェックしたり、探偵に尾行させたりする。
次に、プレデター(捕食者/略奪者)。
互いを平等だとは思っていない。
人生は適者生存だと思っているので、他の人に苦痛を与えても全く心が痛まないし、後悔しない。
どれだけ人を食いものに出来たかで成功の大きさを測っている。
傷を負っている者、騙されやすい者などを見つけるのが実にうまく、残忍に襲いかかる。
車が必要になれば盗み、セックスが必要になればレイプし、金が必要になれば他人の銀行口座を狙う。
前述したテッド・バンディも、このプレデタータイプ。
そして、複数の人格のタイプが混じり合っている危険な人格も存在。
…うーん。
全部嫌だなあ。
嫌だけど、多かれ少なかれこれらの傾向を持つ人って沢山いるだろうし、自分自身だって例外ではないでしょう。
お互いに加害者にも被害者にもならないよう気をつけたいです。
テッド・バンディとはアメリカ史上最悪の連続強姦殺人鬼。
彼が一見爽やかな好青年に見えたため、彼は本当は無実なのでは?と思う人が多かったのですが、実は30人以上を殺していた、ということで有名。
見た目では分からないのです。
相手が善人なのか。
それとも嬉々として他人を攻撃して自分の思う通りにしようとする人物なのか。
電車やバスの隣にたまたま座った人や、すぐ近所に住んでいた人が実は犯罪者だった!なんてこともあり得ること。
危険はいつだって日常に潜んでいます。
通り魔やテロの被害に遭わないようにする、というのは残念ながら一般人にはほとんど対策のしようがありません。
けれど、「あれっ…この人なんだかおかしい…」とピンときてその人と親しい間柄にならないようにする、というのは一般人にも可能です。
この本は、見た目ではなく、相手の話すこと、行動などから相手を見極めることで、危険人物から身を守ろう、という本です。
危険人物について、この本においては次の四つの人格の持ち主に注目しています。
ナルシシスト。
情緒不安定。
パラノイア。
プレデター(捕食者/略奪者)。
まず、ナルシシストの特徴について。
※注※ いわゆるナルシストとは違います。
あらゆる点で自分を良く見せようとする。
他人を見下しており、容赦なく中傷するだけでなく、人前であっても相手を派手に叱りつける。
平気で嘘をつき、平気でごまかし、物事を自分の思う通りに進めようとする。
相手を思いやることが無いので、相手が傷ついていたりクタクタになっていてもおかまいなし。
分かりやすく言えば「シンデレラ」の継母と義姉妹タイプ。
次に、情緒不安定。
他人とちょうどいい距離を保てないので、タコの足がまとわりつくように相手と近づきすぎたり、かといって相手から少しでも遠ざけられると「見捨てられた」と感じる。
自殺をほのめかしたり、人の目の前で自傷行為をしようとしたり、実際にすることもある。
別れた恋人を脅したり家に上がり込むなど、ストーカー化することがある。
次にパラノイア。
いつでも何かを深く疑っている。
不信と恐怖にかられて、武器、緊急避難シェルター、二年分の保存食料、浄水装置などに見境なくお金をかけたり、子どもまで道連れにしてカルト教団に身を委ねたりする。
恋人や配偶者に頻繁に電話をかけたり、アドレス帳や通話履歴やメールをチェックしたり、探偵に尾行させたりする。
次に、プレデター(捕食者/略奪者)。
互いを平等だとは思っていない。
人生は適者生存だと思っているので、他の人に苦痛を与えても全く心が痛まないし、後悔しない。
どれだけ人を食いものに出来たかで成功の大きさを測っている。
傷を負っている者、騙されやすい者などを見つけるのが実にうまく、残忍に襲いかかる。
車が必要になれば盗み、セックスが必要になればレイプし、金が必要になれば他人の銀行口座を狙う。
前述したテッド・バンディも、このプレデタータイプ。
そして、複数の人格のタイプが混じり合っている危険な人格も存在。
…うーん。
全部嫌だなあ。
嫌だけど、多かれ少なかれこれらの傾向を持つ人って沢山いるだろうし、自分自身だって例外ではないでしょう。
お互いに加害者にも被害者にもならないよう気をつけたいです。
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