「「ごはんをよそう」という言葉は「装う」からきているそうです。それほど人が「着る」ことと料理を器に盛りつけることは似ています」(P3から抜粋)と書かれている通り、いかに素敵な器で食事を楽しむかというヒントとなる本。

器が派手すぎると料理ではなく器が主役のようになってしまうけれど、そうならずに程良く料理を引き立てられるような器ばかりが紹介されています。

どの器にどんな料理をどの量でどんな配置で盛り付けるか、は日頃から頭を悩ますところですが、前述の通り、よそう=装う、と考えるならば、Sサイズの人=料理がLサイズの服=器を着ていたらぶかぶかでみっともないし、逆もまた然り。
ぴったりのものを選びたいですね。

器メインの本なので残念ながら盛り付けのコツについてはそう多くのページを割かれていないのですが、P95に載っているおにぎりの盛り合わせでの葉のあしらい方などは動きがあって素敵だと思いました。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索