ジャスミン・ギュ『Back Street Girls』
2016年7月9日 漫画
極道の親分がアイドルのプロデューサーになりたがっている。
↓
大きなヘマをやらかした下っ端極道が親分に「命だけは助けてください!何でもします!」と土下座。
↓
親分が一言。
「アイドルやれよ」
↓
下っ端極道はその言葉の意味が分からず困惑。
↓
親分「まぁ強要はしないよ、他にも選択肢はあるからな…。足切るとか使える臓器全部売るとかさ。ほら、選べよ。アイドル、足、臓器。5秒やる、選べなかったら殺すぞ。はい、1、2、3…」
アイドルになるか。
足を切られるか。
臓器を抜かれるか。
それとも敢えて沈黙し、殺されるか。
なんちゅー4択!?
しかも考える時間は5秒しか貰えない!
かくして、下っ端極道たちは「アイドル」を選択。
タイで性転換手術と全身整形を施され、
親分の、アメと鞭の指導どころか鞭と鞭と鞭しかないスパルタプロデュースのもと、洗脳教育とヴォイストレーニングとダンスレッスンを叩き込まれ、
アイリちゃん、マリちゃん、チカちゃん、の可愛い女の子3人組のアイドルグループ「ゴクドルズ」結成!
…というギャグ漫画。
この3人、けなげ!
色っぽい女性や、元カノに出会っても、「俺は本当は男なんです」とは明かせないし、もし明かしたとしても、もはや身体は女。想いの遂げようもない。
かつての自分を知っている飲み屋の大将などは、「しばらく来てねーな…。きっと殺されたんだろうね…。すげーいいヤツだったよ。俺はヤクザが大嫌いなんだけどアイツは好きだったよ」と涙を流して偲んでくれるけれど、今も生きていて性転換して全身整形して秋葉原でアイドルやってます、なんて言えない!
親分は3人の労をねぎらうどころか、ライブにインパクトを出すためだけに「ちょっとだけ足の骨折ろうよ。いやほらなんかアイドルのドキュメンタリー見たらさー、調子悪いのに頑張って舞台上がるんだよ。そーゆーのいいじゃん?やってみようよそれ。ファン泣くぞ?」と言い出し、しかも本当に故意に足を折る鬼畜!
ファンだけじゃなくて読み手のこっちも泣くぞぉぉぉ!!
誰か3人をこの鬼プロデューサーから救い出してくれるヒーローは現れないのでしょうか?
ドラえもんが「性別戻し機」とか出してくれないでしょうか?←そんなひみつ道具ありません!
でも、けなげな3人を熱烈に愛するファンの皆さんもまた、けなげ。
アイリが変なファンに絡まれて涙ぐんでいたら助けてくれるファンもいるし、部屋中にマリのポスターを貼りまくってポスターに話しかけ続けて家庭崩壊してもそれでもマリ一途のファンもいるし、渋〜い大物俳優もチカのサインが貰えると思ったらニッコニコ笑顔が止まらないし、3人がそれぞれアルコールを飲んだり痔の薬を買ったりタバコを吸っている写真が出回っても「合成だ!」「てか痔なんか若い女性にもあるわ!」と愛することをやめないファンもいるし、突然アイリが卒業を発表したらショックを受けて入院しその後アイリを励ますために病院から飛び出してきたファンもいるし、
…うーん、
ファンのためには3人がこのままアイドルを続けた方が良い気もする?
と、3人のアイドル活動を応援しながら読んでいたら、気づけば1~4巻全て読み終えていました。
5巻以降も早く読みたい!
↓
大きなヘマをやらかした下っ端極道が親分に「命だけは助けてください!何でもします!」と土下座。
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親分が一言。
「アイドルやれよ」
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下っ端極道はその言葉の意味が分からず困惑。
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親分「まぁ強要はしないよ、他にも選択肢はあるからな…。足切るとか使える臓器全部売るとかさ。ほら、選べよ。アイドル、足、臓器。5秒やる、選べなかったら殺すぞ。はい、1、2、3…」
アイドルになるか。
足を切られるか。
臓器を抜かれるか。
それとも敢えて沈黙し、殺されるか。
なんちゅー4択!?
しかも考える時間は5秒しか貰えない!
かくして、下っ端極道たちは「アイドル」を選択。
タイで性転換手術と全身整形を施され、
親分の、アメと鞭の指導どころか鞭と鞭と鞭しかないスパルタプロデュースのもと、洗脳教育とヴォイストレーニングとダンスレッスンを叩き込まれ、
アイリちゃん、マリちゃん、チカちゃん、の可愛い女の子3人組のアイドルグループ「ゴクドルズ」結成!
…というギャグ漫画。
この3人、けなげ!
色っぽい女性や、元カノに出会っても、「俺は本当は男なんです」とは明かせないし、もし明かしたとしても、もはや身体は女。想いの遂げようもない。
かつての自分を知っている飲み屋の大将などは、「しばらく来てねーな…。きっと殺されたんだろうね…。すげーいいヤツだったよ。俺はヤクザが大嫌いなんだけどアイツは好きだったよ」と涙を流して偲んでくれるけれど、今も生きていて性転換して全身整形して秋葉原でアイドルやってます、なんて言えない!
親分は3人の労をねぎらうどころか、ライブにインパクトを出すためだけに「ちょっとだけ足の骨折ろうよ。いやほらなんかアイドルのドキュメンタリー見たらさー、調子悪いのに頑張って舞台上がるんだよ。そーゆーのいいじゃん?やってみようよそれ。ファン泣くぞ?」と言い出し、しかも本当に故意に足を折る鬼畜!
ファンだけじゃなくて読み手のこっちも泣くぞぉぉぉ!!
誰か3人をこの鬼プロデューサーから救い出してくれるヒーローは現れないのでしょうか?
ドラえもんが「性別戻し機」とか出してくれないでしょうか?←そんなひみつ道具ありません!
でも、けなげな3人を熱烈に愛するファンの皆さんもまた、けなげ。
アイリが変なファンに絡まれて涙ぐんでいたら助けてくれるファンもいるし、部屋中にマリのポスターを貼りまくってポスターに話しかけ続けて家庭崩壊してもそれでもマリ一途のファンもいるし、渋〜い大物俳優もチカのサインが貰えると思ったらニッコニコ笑顔が止まらないし、3人がそれぞれアルコールを飲んだり痔の薬を買ったりタバコを吸っている写真が出回っても「合成だ!」「てか痔なんか若い女性にもあるわ!」と愛することをやめないファンもいるし、突然アイリが卒業を発表したらショックを受けて入院しその後アイリを励ますために病院から飛び出してきたファンもいるし、
…うーん、
ファンのためには3人がこのままアイドルを続けた方が良い気もする?
と、3人のアイドル活動を応援しながら読んでいたら、気づけば1~4巻全て読み終えていました。
5巻以降も早く読みたい!
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