香りの組み合わせに源氏物語の巻の名前を付けるなんて、お洒落ですね。

香りの異なる五種類の香木をそれぞれ五粒ずつ切り取る。
一粒ずつ紙に包む。
合計二十五の包みの中から無作為に五つを選ぶ。
香りの組み合わせを鑑賞し、「葵」「初音」「浮舟」「空蝉」などと判断する…。

なんて優雅なんでしょう。

香りを楽しんでいるうちに源氏物語も読みたくなりそうですね。

この本は香箱、香木、香炉、香枕といった道具の数々や、香図を描いた絵などを紹介していて目の保養になります。

特に絵については、髪にお香を焚き染めたりといった、人々が暮らす中でごく自然に香りを楽しむ様子も描かれているのが素敵です。

わたしも日常生活にお香を取り入れていきたいです。

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