※注※
結末に関するネタバレを含みます。
最終巻読破済またはネタバレ上等!な方だけ下記レビューをお読みください。




わたしも他のアイアムアヒーローファンと同じく、1〜22巻まで色々な想像をしながら読んできたので、そもそもZQNって何だったのか?という謎を残したままの完結には正直戸惑いました。

しかも、おばちゃんが若い女性へと奇跡のアンチエイジングを果たし、出産し、次の子までもお腹に宿すという展開になってびっくり!

えー!誰の子ー!?と思っていたら、読者の気持ちを代弁するかのように苫米地が、

「あの気のいいお兄ちゃんの子供を授かったと思ったら…次は誰の子だろうね?」

とおばちゃん(若返っているので厳密に言えばもうおばちゃんでは無いのですが、ここはややこしくなるので「おばちゃん」と呼び続けさせてください)に聞いてくれました。

気のいいお兄ちゃんって誰?
もしかしたら、コロリ隊長!? と更にびっくりしていると、おばちゃんは赤ちゃんを抱っこしながら、

「はっ! 全部私の子だよ。種なんてどうでもいいんだよ。なんなら、あんたのももらってやるよ!」

と、にんまり笑いました。

負けたーーー!

おばちゃんに完敗です!

そう、赤ちゃんの父親が誰かなんて、おばちゃんにはどうでもいい。

だって、生まれてくる子はみーんなおばちゃんの子なんだから。

おばちゃんは仲間の仇を討とうとクルスに立ち向かっていった勇敢な女性。

そんな女性の生む子たちですもの、次世代を切り拓くたくましい人間に育つはず。

未来は明るい。

人類は滅ばない。

ZQNの謎は深まるばかりだけれど、おばちゃんのおかげで読後感が爽やかでした。

ありがとう、おばちゃん。

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