「ジレンマ+」編集部『女子会2.0』
2017年5月23日 おすすめの本一覧
世代別の恋愛観・結婚観の違い、友人格差などについての本。
「「一生に一度の運命の相手に出会って恋に落ち、結婚して、子どもをつくって死ぬまで添い遂げる」ことを当たり前であるとする考え方のことを、ロマンティック・ラブ・イデオロギーと呼ぶ。この考え方は、以前は全く「当たり前」ではなかった。まず多くの人が結婚しなかった。宗教や学問に身を捧げたりする人もいたし、農家の次三男以下は結婚できないことも多かった。また遊女などもいた。みんなが結婚するということ自体が、そもそも近代以前はありえなかったのだ。いわゆる適齢期を過ぎた人なら一度は聞かれたことがあるはずの「なんで結婚しないの?」というお決まりの質問は、むしろ皆が結婚することになったからこそ、出てきているのである」
(P53から引用)
という記述は特にわたしは心を癒してくれました。
ゴールデンウィーク中に親戚たちから「彼氏はいないの?」「結婚はまだなの?」「結婚して子どもを産んで育ててはじめて一人前の大人よ」と言葉の暴力でメッタ打ちにされた心が癒されたのです。
ご先祖様たちは結婚してても結婚してなくっても色んな仕事を成し遂げて今の日本の礎を築いてくださったんですよ、結婚=立派なわけじゃないですよ、と親戚たちに言いたいけど、そうしたらお盆の集まりで「あんたは何も分かっていない」というセリフもプラスされるかもしれないので、ぐっと我慢。
「私が中学生のときですが、ある女性の先生が女子生徒たちに「いいですか、これからの人生で女の子というのは、若いうちは結婚していなければ『いつ結婚するの?』と言われ続け、結婚したら『子どもはまだですか?』と言われ続け、一人目を生んだら『二人目はまだですか?』と言われ続けますけどね、でも離婚してしまえばもう誰も何も言ってきません」と淡々とおっしゃっていたんですね」
(P198から引用)
という文にはゾーッとしました。
結婚するのだって一人じゃ出来ないわけだからハードル高いのに、子どもだって作ろうと思って必ず授かれるものでもないのに、一人産むのだって命がけなのに、二人目…だと…!?
そして二人目を産んだら「三人目は?」と来るんでしょうね、あな恐ろしや!
結婚していないわたしには離婚もハードル高い!
離婚したい!
↑結婚していないのに離婚は出来ません!
「「一生に一度の運命の相手に出会って恋に落ち、結婚して、子どもをつくって死ぬまで添い遂げる」ことを当たり前であるとする考え方のことを、ロマンティック・ラブ・イデオロギーと呼ぶ。この考え方は、以前は全く「当たり前」ではなかった。まず多くの人が結婚しなかった。宗教や学問に身を捧げたりする人もいたし、農家の次三男以下は結婚できないことも多かった。また遊女などもいた。みんなが結婚するということ自体が、そもそも近代以前はありえなかったのだ。いわゆる適齢期を過ぎた人なら一度は聞かれたことがあるはずの「なんで結婚しないの?」というお決まりの質問は、むしろ皆が結婚することになったからこそ、出てきているのである」
(P53から引用)
という記述は特にわたしは心を癒してくれました。
ゴールデンウィーク中に親戚たちから「彼氏はいないの?」「結婚はまだなの?」「結婚して子どもを産んで育ててはじめて一人前の大人よ」と言葉の暴力でメッタ打ちにされた心が癒されたのです。
ご先祖様たちは結婚してても結婚してなくっても色んな仕事を成し遂げて今の日本の礎を築いてくださったんですよ、結婚=立派なわけじゃないですよ、と親戚たちに言いたいけど、そうしたらお盆の集まりで「あんたは何も分かっていない」というセリフもプラスされるかもしれないので、ぐっと我慢。
「私が中学生のときですが、ある女性の先生が女子生徒たちに「いいですか、これからの人生で女の子というのは、若いうちは結婚していなければ『いつ結婚するの?』と言われ続け、結婚したら『子どもはまだですか?』と言われ続け、一人目を生んだら『二人目はまだですか?』と言われ続けますけどね、でも離婚してしまえばもう誰も何も言ってきません」と淡々とおっしゃっていたんですね」
(P198から引用)
という文にはゾーッとしました。
結婚するのだって一人じゃ出来ないわけだからハードル高いのに、子どもだって作ろうと思って必ず授かれるものでもないのに、一人産むのだって命がけなのに、二人目…だと…!?
そして二人目を産んだら「三人目は?」と来るんでしょうね、あな恐ろしや!
結婚していないわたしには離婚もハードル高い!
離婚したい!
↑結婚していないのに離婚は出来ません!
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