婦人画報社『四季を彩る花暦 行事と節句の迎え花』
2017年9月11日 おすすめの本一覧
四季折々にどんな花材をどんな風にどんな花器に生けるか、というアイディアが詰まった本。
様々な流派の作品が紹介されています。
わたしは池坊で生け花を教えていただいていますが、この本を参考にしつつ、他の流派のやり方の良いところを取り入れていきたいと思います。
流派によって花・草・枝の生かし方も花器の選び方も違うということが写真で見比べやすい本なので、「生け花を始めたいけど、どの流派が自分の好みに合うか分からない」という方にもおすすめしたい一冊です。
作品のページにも、巻末に載っている作者別索引にも流派の名前が載っています。
カタログのようにこの本を捲ってみて、好みに合う流派を見つけたら、お住まいの近くにその流派の教室がないか電話帳やネットなどで探して電話をかけてみてはいかがでしょうか。
中には「どなたかのご紹介がないと」とまるで京都の一見さんお断りのお茶屋さんみたいな教室もありますが、最近は残念ながら生け花人口が減っているため(先生もお弟子さんも高齢化の一途を辿っており、先生が入院や施設入所をすることになった時に後を引き継げる若い世代がおらず、教室自体を閉めることを余儀なくされるケースを身近で沢山見てきました…)、後世に生け花文化を口伝していけるかどうかが危ぶまれているので、生け花を習う方が増えてくれることを願うばかりです。
様々な流派の作品が紹介されています。
わたしは池坊で生け花を教えていただいていますが、この本を参考にしつつ、他の流派のやり方の良いところを取り入れていきたいと思います。
流派によって花・草・枝の生かし方も花器の選び方も違うということが写真で見比べやすい本なので、「生け花を始めたいけど、どの流派が自分の好みに合うか分からない」という方にもおすすめしたい一冊です。
作品のページにも、巻末に載っている作者別索引にも流派の名前が載っています。
カタログのようにこの本を捲ってみて、好みに合う流派を見つけたら、お住まいの近くにその流派の教室がないか電話帳やネットなどで探して電話をかけてみてはいかがでしょうか。
中には「どなたかのご紹介がないと」とまるで京都の一見さんお断りのお茶屋さんみたいな教室もありますが、最近は残念ながら生け花人口が減っているため(先生もお弟子さんも高齢化の一途を辿っており、先生が入院や施設入所をすることになった時に後を引き継げる若い世代がおらず、教室自体を閉めることを余儀なくされるケースを身近で沢山見てきました…)、後世に生け花文化を口伝していけるかどうかが危ぶまれているので、生け花を習う方が増えてくれることを願うばかりです。
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