運ぶべき荷物は多いのに、運ぶ人が足らない。
という実態についての本。

ネット通販の拡大によってヤマトの宅配便取扱数が急増。
人手不足と人件費の高騰で「利益なき繁忙」に陥るヤマト。
それでも需要ばかりが増え続ける…。

わたし自身も通販をよく利用し、ヤマト、佐川急便、日本郵便など様々な業者さんにいつもお世話になっているので、この本を読んでいたら非常に申し訳ない気持ちになりました。

わたしは宅配ロッカーの無い田舎在住のため、せめて再配達しなくて済むよう、確実に家にいる時間に届くよう時間指定したり、コンビニで受け取れるようにはしていますが、荷物を運んでくれる人が果たしてちゃんと休みを取れているのか心配です…。

わたしの親戚にもヤマトで働いている人がいますが、休みを取りづらいという問題以外にも、届け先にひどい対応をされたという愚痴をよく聞きます。

ネットショップの口コミページなどを見るとネットショップではなく宅配業者に対して「遅い」「値上げは困る」「安くしろ」などと執拗に書き込んでいる人もいて、そんなに業者さんを追い詰めたら倒れるよ!と怖くなることもしばしば。

お客様は神様ではありませんし、宅配業者は人間です。

無理させたら死んじゃいます。

注文した荷物が届くまでの2〜3日すら待てないような人は、荷物を一瞬でテレポートさせる超能力者と個人契約でもしましょう。

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