NHKスペシャル取材班『高校生ワーキングプア「見えない貧困」の真実』
「子どもは、家庭という閉ざされた空間の中で人知れず追い詰められていく。たとえるなら、「川の岩陰で溺れた状態」だ。(中略)本当に困った子どもは、自ら名乗り出ることはできない。自力で這い上がれないまま、岩陰で溺れているからだ。子どもに向けた相談窓口を開いて、困ったらここへ相談してくださいという取り組みを見かけるが、それでは、川の岸辺に屋台を開いて溺れている子どもに向かって困ったらここまでおいで、と言っているようなものだ」
(P151〜152から抜粋)

という記述を読んで、仕事で生活困窮世帯の相談窓口を担当するわたし自身の仕事ぶりを反省させられました。

自分は受け身になっていないか。

ただ上っ面だけを見て事務的な対応だけしていないか。

子どもに限らず、溺れている人を発見できるよう様々な「川」を何度も巡回し、溺れている人をただ発見するだけではなく実際に救命が出来るよう浮き輪などの道具や救命に必要な知識も沢山持ちたいし、協力し合えるライフセーバー仲間も増やしたいです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索