以前、「世界の果てまでイッテQ!」で草刈正雄さんが「イ~~~モ~~~ト~~~!!」と叫んでいました。

草刈正雄さんではないけれど、今夜のイッテQ!の放送を見ながら、わたしも「イ~~~モ~~~ト~~~!!」と叫びながら泣きました。

たぶんわたしだけでなく、今夜の放送をテレビの前で食い入るように見守った人たち、そして録画したものを明日以降観る人たちによって、「イ~~~モ~~~ト~~~!!」と泣き叫ぶ声が全国のあちこちからあがることでしょう。

思い起こせば、イモトは危険なチャレンジに挑む度、いつだって「安室ちゃぁぁぁぁん!!!」と叫んでいました。

わたしはイモトが大好きだからこそ敢えて「さん」などの敬称は付けず、イモトと呼び捨てにさせていただきます!

わたしはイモトの本も読みましたが(お暇な方はレビューをご参照くださいhttp://20756.diarynote.jp/201802282138385553/)、その本が出版された時点でも彼女の経歴は「あなたの総移動距離、地球の何周分よ!?」とツッコミを入れたくなるくらい凄かったのに、2018年7月末現在の彼女の経歴を本にしようと思ったら、京極夏彦氏の小説並みに超!分厚い本が出来上がるだろうなと思うくらい凄いです。

そのうち名探偵コナンに出てくる凶器として「イモトアヤコの経歴を記した本」が登場するかもしれません。

珍獣ハンターとして獰猛な生き物と対峙したり、オムツ無しでは飛べないような高さのバンジージャンプをしたり、著名な登山家でも難しいエベレストに登ったり、飛行機の上にのぼってアクロバティック飛行をしたりなどなど、

勇気を出したい時、イモトは「安室ちゃぁぁぁぁん!!!」と叫んでいたのでした。

『クレヨンしんちゃん』で野原一家がここぞという時に「野原一家ファイヤーーー!」と叫んで力をみなぎらせるのと同じように。

でも、イモトはコネで安室ちゃんのライヴのチケットを手に入れようとか、対面する機会を得ようとか、そういったズルいことはしなかったのです。

イモト自身が有名人なのだから、その気になればいくらでもそういう機会に恵まれたはずなのです。

あれだけTVで安室ちゃん愛をアピールしていれば、関係者の方から気を利かせて声をかけてくれたこともきっとあるでしょう。

ライヴで関係者席に招待されることだって出来たはずなのです。

でも、イモトはそうしなかった。

それはなぜか。

大好きだからです。

イモトは安室ちゃんの純粋なファンの一人として、彼女なりの筋を通した。

他のファンたちと同じように自力でチケットを取ろうとして何度も悔しい思いをした。

小学生の頃に安室ちゃんの存在を知って、憧れて、辛い時も悲しい時も安室ちゃんを心の支えにしてきたイモトだからこそ、コネを使うというズルは出来なかった。

たとえ他人がそれを許したとしても、自分で自分を許せなくなるから。

ファンが良くないことをしたら安室ちゃんの評判まで落としてしまうと心配し、「マナーを守ろう!」と呼び掛けたりと、イモトはまさにファンの鑑。

イッテQであれだけ安室ちゃんの素敵さをアピールしていれば、今の子どもたちも安室ちゃんの存在に興味を持ち、新しいファンを増やすことにも繋がったでしょう。

安室ちゃんが引退を発表した当初、イモトは泣いていました。

今にも崩れ落ちんばかりに大泣きしていました。

でも、ありがとうという気持ちを込めて最後の最後まで全身全霊をかけて応援する、と誓っていました。

そんなイモトに、今回素晴らしいサプライズが仕掛けられたのです。

台湾のお店でヘビを食べさせられるという謎のチャレンジをやり遂げたイモトが安室ちゃん愛を熱く語っている最中に(実はこの様子を安室ちゃんはカメラ越しに見て爆笑しています。凄いよイモト!! 大好きな人を笑顔に出来るって、凄いことだよ!!)、台湾のお店の店員さんに変装した安室ちゃんがお茶を出しに登場する、というサプライズ!

チャイナドレスを着た安室ちゃんは、女神って見たことないけどきっとこういう別嬪さんなんだろうな、と思うくらい綺麗だし、

安室ちゃんがイモトの背後から登場したものの、イモトのトークを邪魔したら悪いと気をつかって立ち止まり、イモトの話の切れ間が出来るタイミングを見計らううち、なかなかお茶を出せなくなっている姿を見て、

その時点でわたしは泣きました。

「イモト良かったね、あなたが好きになった人は本当に素敵な人だね。気をつかってくれているよ、絶対いい人だよ!」と泣きました。

ついにお茶を出した安室ちゃん。

すぐに気づくイモト。

イモト、絶叫。

そしてすぐにイモトは瞳をキラキラさせながら、振り絞るような声で安室ちゃんに挨拶したのでした。

「こんにちは!」

と。

こんなに万感の想いがこもった「こんにちは」、初めて聞きました…。

「こんにちは」のたった一言がこんなに泣けるなんて…。

夢を見ているみたいに瞳をキラキラさせたまま、イモトは安室ちゃんに、これまでもそしてこれからもずっとずっとずーっと大好きです、と何度も何度も伝えたのでした。

安室ちゃんというアーティストと同時代を生き、実際に会うことも出来たイモトは幸せだし、

イモトにそこまで愛され、

そして、

イモトだけでなく多くのファンたちから愛される安室ちゃんも幸せな人だなぁ、

と思うと更に泣けてきました。

イモトだけでなく、ファンの一人ひとりにドラマがあるはず。

人と人の出会いは不思議。

本当に不思議で素敵。

明日はわたし、目を腫らして出社することになりそうです。

それでもいいです。

録画したので、これからまた最初から今夜の放送回を観ます。

そして叫びます、

イ~~~モ~~~ト~~~!! と。

良かったね、良かったね…!!




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〈翌日追記〉
Huluで今回の舞台裏を撮ったドキュメンタリーが公開されています。
周りの人たちを巻き込んでイモトが奈美恵コールをしてみんなで盛り上がったシーンを観て、本当に大好きで堪らないんだな、と再びわたしは貰い泣きしました。
ライヴ開演前に、「出待ちも出待ちっぽくしたくない。わたしの判断としては。わたしは、こっそりここ(車の中)から見たい。心の中で〝明日頑張ってください〟って言う」とイモトが言ったことからも、純粋な「大好き」という気持ちが伝わってきます。
安室ちゃんが乗っていると思しき車が通り過ぎると「ゆっくり休んでください」と手まで合わせるのだから、本当にファンの鑑…。
…もうわたし今(20時)から一人カラオケに行って安室ちゃんメドレー歌って来ます!!
明日も仕事だけどわたしは行く!!

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