マット・クーゲルマン監督『ハリケーン・ビアンカ ロシアより憎しみをこめて』
2018年8月17日 映画
以前、『ハリケーン・ビアンカ』を観てからというもの、続編がNetflixで公開されるのをずーっと待ち続けていたら、ついに配信されましたー!
(前作のレビューはこちらをご参照くださいhttp://20756.diarynote.jp/201709161838345261/)
嬉しい!
いつもYouTubeでビアンカ・デル・リオの動画を観ているけれど、何度見ても見飽きないし、ビアンカの毒舌が大好き!
ということで早速、『ハリケーン・ビアンカ ロシアより憎しみをこめて』を視聴してみました。
今作は、前作で逮捕された前教頭とその娘がリチャード(リチャードとビアンカは同一人物です。男装バージョンが真面目なゲイの科学教師リチャード。女装バージョンが毒舌炸裂科学教師ビアンカ)に逆恨みして、復讐計画を実行に移すところから始まります。
舞台はロシア。
なぜロシアなのかというと、前教頭の思いつきによるものです。
リチャードはイカれた友人レックスと共にロシアへ。
レックスがホテルの窓から外の景色を見て、「わたしの部屋からアラスカが見えるわ!」と喜ぶシーンがあります。
えっ、窓からアラスカ州が見えるの? と思いきや、窓の外に居るのは…人間のアラスカ!!
アラスカは有名なドラァグクイーン。
アラスカはなぜか路上の女性からパンを奪い取り、決め台詞の「ハイィ〜〜〜!」を言って陽気に手を振った後、パンに噛り付き、去って行きます。
意味が分からない!
けど、意味が分からないアラスカが大好き!
リチャードがロシアで一目惚れする相手ミーチャを演じるのは…カティア!
ロシアと言えばやっぱりカティア!
またしても有名ドラァグクイーンきたーーー!
元ネタが分からない! あんた何を興奮してるんだ? と疑問を抱いた方は是非『ル・ポールのドラァグレース』シリーズをご覧ください。
この映画に出てくるビアンカもアラスカもカティアもデリアン・レイクもシャンジェラも、みーんな『ル・ポールのドラァグレース』シリーズのファミリーなのです。
さて、この映画自体についての話に戻りましょう。
ストーリーは前作同様下ネタ満載だし、予算が少ない中どうにかシュールなコメディに仕上げようと頑張ったのだろうなぁと思わせるクオリティ。
でも、
前教頭が自分の目的のためなら娘を犠牲にしても良いという考えであることに前教頭の娘が気づき、
今まで前教頭に言われるがまま同性愛者を偏見の目で見ていた娘が、同性愛者だろうが異性愛者だろうが同じ人間だと気づき、
毒親の支配から解放されて自由になるシーンには感動しました。
前教頭はラストシーンでまたビアンカへの復讐を誓っているように見えましたし、もしかしたら自分を裏切った娘にも復讐する気かもしれませんが、子どもは親の所有物ではないので、娘の自立を阻害しないでもらいたいですね。
今作はビアンカよりもリチャードの活躍が多かったので、もしまた続編が作られることがあったら、ビアンカに大活躍してもらって前教頭を更生させて欲しいです!
(前作のレビューはこちらをご参照くださいhttp://20756.diarynote.jp/201709161838345261/)
嬉しい!
いつもYouTubeでビアンカ・デル・リオの動画を観ているけれど、何度見ても見飽きないし、ビアンカの毒舌が大好き!
ということで早速、『ハリケーン・ビアンカ ロシアより憎しみをこめて』を視聴してみました。
今作は、前作で逮捕された前教頭とその娘がリチャード(リチャードとビアンカは同一人物です。男装バージョンが真面目なゲイの科学教師リチャード。女装バージョンが毒舌炸裂科学教師ビアンカ)に逆恨みして、復讐計画を実行に移すところから始まります。
舞台はロシア。
なぜロシアなのかというと、前教頭の思いつきによるものです。
リチャードはイカれた友人レックスと共にロシアへ。
レックスがホテルの窓から外の景色を見て、「わたしの部屋からアラスカが見えるわ!」と喜ぶシーンがあります。
えっ、窓からアラスカ州が見えるの? と思いきや、窓の外に居るのは…人間のアラスカ!!
アラスカは有名なドラァグクイーン。
アラスカはなぜか路上の女性からパンを奪い取り、決め台詞の「ハイィ〜〜〜!」を言って陽気に手を振った後、パンに噛り付き、去って行きます。
意味が分からない!
けど、意味が分からないアラスカが大好き!
リチャードがロシアで一目惚れする相手ミーチャを演じるのは…カティア!
ロシアと言えばやっぱりカティア!
またしても有名ドラァグクイーンきたーーー!
元ネタが分からない! あんた何を興奮してるんだ? と疑問を抱いた方は是非『ル・ポールのドラァグレース』シリーズをご覧ください。
この映画に出てくるビアンカもアラスカもカティアもデリアン・レイクもシャンジェラも、みーんな『ル・ポールのドラァグレース』シリーズのファミリーなのです。
さて、この映画自体についての話に戻りましょう。
ストーリーは前作同様下ネタ満載だし、予算が少ない中どうにかシュールなコメディに仕上げようと頑張ったのだろうなぁと思わせるクオリティ。
でも、
前教頭が自分の目的のためなら娘を犠牲にしても良いという考えであることに前教頭の娘が気づき、
今まで前教頭に言われるがまま同性愛者を偏見の目で見ていた娘が、同性愛者だろうが異性愛者だろうが同じ人間だと気づき、
毒親の支配から解放されて自由になるシーンには感動しました。
前教頭はラストシーンでまたビアンカへの復讐を誓っているように見えましたし、もしかしたら自分を裏切った娘にも復讐する気かもしれませんが、子どもは親の所有物ではないので、娘の自立を阻害しないでもらいたいですね。
今作はビアンカよりもリチャードの活躍が多かったので、もしまた続編が作られることがあったら、ビアンカに大活躍してもらって前教頭を更生させて欲しいです!
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