著…恩田昭子『仕事に差がつくビジネス電話の教科書』
電話を受ける、かける、取り次ぐ、取り次いでもらう。
この4点の基本を丁寧に押さえた本。

電話ではお互いの姿が見えないからこそ、相手の話をよく聞く必要がありますし、こちらが伝えたいことについて5W3H(誰が・誰に、いつ・いつまでに、どこで・どこに、何を・何が、なぜ、いくつ、いくらで、どうやって)をはっきりさせ、接続語やクッション言葉も活用しながら、より分かりやすく話す必要がある、と紹介されています。

また、

「すぐに」「ただちに」…5分以内
「のちほど」…30分以内
「後日」…2日以内
「少々」…30秒以内
「折り返し」…5分以内
「しばらくお待ちください」…1分
「少しお時間よろしいでしょうか」…3分くらい
「お待たせしました」…4コール以上
「大変お待たせしました」…6コール程度
(P92から抜粋)

など、分かっているようで実ははっきり分かっていない時間の基準なども載っています。

また、

「ある調査によれば、待つ側の感じる時間は実際の3倍ぐらいになるのだそうです。しかも、待たせる側の時間感覚は実際の2分の1。つまり、待つ側と待たせる側では、時間感覚の差はおよそ6倍にもなるのです」
(P91から抜粋)

ともこの本に書かれています。
確かに自分が待つ側だとイライラしますよね…。
自分が待たせる側の時は、確認作業などのために最低限の時間お待たせすることがあったとしても、出来る限りお待たせしないよう気をつけます。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索