リック・グライムズよ、どこへ行く…
2018年10月31日 TVわたしは海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のファン。
主人公リックとその仲間たちを応援しながら、シーズン1から現在のシーズン9までずっと観続けてきました。
好きなキャラクターが死ぬ時は毎回辛かったです。
ゾンビものですから、キャラクターたちはいつでも死と隣り合わせ。
ゾンビに噛まれた時は勿論、人間同士の戦いによって命を落とすこともしばしば。
いつ死んでもおかしくない世界とはいえ、さよならは辛かったです。
けれど、シーズンの初めの頃のキャラクターたちの死は、「悲しいけれどこのキャラクターの死は今までのストーリーの流れからいって自然なことだよね…」と理解出来ました。
それなのに…、シーズンを重ねるにつれ、「このキャラクターの死は本当に必要だったの?」と疑問を感じることが増えていきました。
ギャラといった契約上の問題や、出演者の他作品とのスケジュールの都合といった、いわゆる大人の事情があったのだろうという想像は出来るのですが…。
人気が高くなった海外ドラマはたいてい「人気に胡坐をかいてストーリー展開が雑になっていく。どうすれば無理なく最終回に持っていけるか目標を完全に見失い、グダグダになった挙句、ファンが離れていって打ち切りとなる」というパターンに陥るのですが、悲しいことに『ウォーキング・デッド』もその典型となってしまいました。
ファン離れの決定打となったのはカールの死…。
シーズン1からのちっちゃくて可愛い子ども時代のカールを知っているファンにとっては、カールの死は、もう、超! 超! 超! ショックでした。
カールが死んだ時点で、「もうついていけない」と『ウォーキング・デッド』の視聴を取り止めたファンは多いです。
それでも、カール亡き後もわたしは「この先どうなるか最後まで見届けなければ…」と思ったのですが、そんなわたしの心を打ち砕いたのは、ニーガンいい人化事件。
「えっ、グレンとエイブラハムをあんなにひどく何度も何度も殴って殺したニーガンを、実は心に傷を負ったいい人でした的な描き方をしていいわけ? 心に傷を負ったいい人は、人を生きたまま炎の燃え盛る窯に突っ込んだり、釘をいくつも打ち付けたバッドで人間をミンチになるまで殴り続けてしかもお前たちが悪いんだと自分を正当化してニヤニヤしたりはしないでしょ?」と呆然とし、わたしも『ウォーキング・デッド』の視聴から脱落しました。
そして。
リックが『ウォーキング・デッド』から去ることが発表された時。
月並みな表現ですが、ファンはこのニュースに耳を疑いました。
リックが『ウォーキング・デッド』から去る…。
それは、たとえるなら、『ドラえもん』からドラえもんが卒業し、『サザエさん』からサザエさんが卒業するかのよう。
ドラマのタイトルは『ウォーキング・デッド』であって『リック・グライムズ』ではないし、主人公が別のキャラクターに交代する前例が他作品において全く無いわけではないのですが、
いや、
主人公居なくなったらあかんやろ!!
リックを演じる俳優アンドリューは「別の形で『ウォーキング・デッド』に帰って来るよ」と公言していますが、
いや、
リックとしてそのまま居てよ!!
しばらくわたしは『ウォーキング・デッド』から離れていましたが、次のエピソード(シーズン9 エピソード5)は観ようと思います。
リックがどうなるか見届けねば…。
----------
〈追記〉
エピソード5、観ました。
未来に繋がる展開で、本当に良かった…。
きっとリックはラストシーズンあたりで復帰する、そう信じて帰りを待ちたいと思います。
主人公リックとその仲間たちを応援しながら、シーズン1から現在のシーズン9までずっと観続けてきました。
好きなキャラクターが死ぬ時は毎回辛かったです。
ゾンビものですから、キャラクターたちはいつでも死と隣り合わせ。
ゾンビに噛まれた時は勿論、人間同士の戦いによって命を落とすこともしばしば。
いつ死んでもおかしくない世界とはいえ、さよならは辛かったです。
けれど、シーズンの初めの頃のキャラクターたちの死は、「悲しいけれどこのキャラクターの死は今までのストーリーの流れからいって自然なことだよね…」と理解出来ました。
それなのに…、シーズンを重ねるにつれ、「このキャラクターの死は本当に必要だったの?」と疑問を感じることが増えていきました。
ギャラといった契約上の問題や、出演者の他作品とのスケジュールの都合といった、いわゆる大人の事情があったのだろうという想像は出来るのですが…。
人気が高くなった海外ドラマはたいてい「人気に胡坐をかいてストーリー展開が雑になっていく。どうすれば無理なく最終回に持っていけるか目標を完全に見失い、グダグダになった挙句、ファンが離れていって打ち切りとなる」というパターンに陥るのですが、悲しいことに『ウォーキング・デッド』もその典型となってしまいました。
ファン離れの決定打となったのはカールの死…。
シーズン1からのちっちゃくて可愛い子ども時代のカールを知っているファンにとっては、カールの死は、もう、超! 超! 超! ショックでした。
カールが死んだ時点で、「もうついていけない」と『ウォーキング・デッド』の視聴を取り止めたファンは多いです。
それでも、カール亡き後もわたしは「この先どうなるか最後まで見届けなければ…」と思ったのですが、そんなわたしの心を打ち砕いたのは、ニーガンいい人化事件。
「えっ、グレンとエイブラハムをあんなにひどく何度も何度も殴って殺したニーガンを、実は心に傷を負ったいい人でした的な描き方をしていいわけ? 心に傷を負ったいい人は、人を生きたまま炎の燃え盛る窯に突っ込んだり、釘をいくつも打ち付けたバッドで人間をミンチになるまで殴り続けてしかもお前たちが悪いんだと自分を正当化してニヤニヤしたりはしないでしょ?」と呆然とし、わたしも『ウォーキング・デッド』の視聴から脱落しました。
そして。
リックが『ウォーキング・デッド』から去ることが発表された時。
月並みな表現ですが、ファンはこのニュースに耳を疑いました。
リックが『ウォーキング・デッド』から去る…。
それは、たとえるなら、『ドラえもん』からドラえもんが卒業し、『サザエさん』からサザエさんが卒業するかのよう。
ドラマのタイトルは『ウォーキング・デッド』であって『リック・グライムズ』ではないし、主人公が別のキャラクターに交代する前例が他作品において全く無いわけではないのですが、
いや、
主人公居なくなったらあかんやろ!!
リックを演じる俳優アンドリューは「別の形で『ウォーキング・デッド』に帰って来るよ」と公言していますが、
いや、
リックとしてそのまま居てよ!!
しばらくわたしは『ウォーキング・デッド』から離れていましたが、次のエピソード(シーズン9 エピソード5)は観ようと思います。
リックがどうなるか見届けねば…。
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〈追記〉
エピソード5、観ました。
未来に繋がる展開で、本当に良かった…。
きっとリックはラストシーズンあたりで復帰する、そう信じて帰りを待ちたいと思います。
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